
採用管理システム(ATS)21選徹底比較|選ぶ時の5つのポイント
企業にとって優秀な人材を採用することは重要な業務にもかかわらず、採用活動がうまくいかないこともあります。
よって、採用業務を効率化し、採用する人材の質を向上させるためにも、採用管理システム(ATS)を導入することは企業にとって有効な手段であるといえるでしょう。
本記事では、自社に最適な採用管理システム(ATS)の選び方や選ぶ際に気を付けたい点について解説します。
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採用管理システム(ATS)の定義とメリット・デメリット
採用管理システム(ATS)を活用することでさまざまなメリットが得られる一方、利用することのデメリットもいくつかあります。
採用管理システム(ATS)とは何なのか、メリット・デメリットは何かをあらかじめ確認しておくことで、採用活動はより良いものになるでしょう。
採用管理システム(ATS)とは
採用管理システムのATSとはApplicant Tracking Systemの略で、人材募集に応募してきた人を採用するまでの工程を一元管理できるシステムです。
採用業務は、「Web媒体への求人掲載・管理」「採用計画の決定」「応募者の選定」「面接の連絡」「内定者のフォロー」などたくさんあります。
多くの業務をこなす中で、「採用候補者を多く集める」「必要な人材を採用する」などの課題をクリアしなければなりません。
よって自社に合った人材を確保するためには、採用に関する情報を一元管理できる採用管理システム(ATS)を導入して、効率よく採用業務を進めることが重要です。
採用管理システム(ATS)の種類・特徴
採用管理システム(ATS)は採用までの過程を一元管理できるだけでなく、「初期費用などが無料になる」「新卒、中途などの採用目的に特化して開発されている」といった点に特徴があります。
採用管理システム(ATS)のメリット・デメリット
メリット
具体的なメリットは以下のようなものがあります。
◆ 時間と予算の削減
採用管理システム(ATS)を使うことで募集から採用までの業務を一元管理できるため、求人ページの作成機能によって手間なく求人ページを作成できたり、候補者への連絡にかかる時間や労力を省くことができます。
業務を効率化することで、求人媒体への広告費削減にもなるのです。
さらに、採用管理システム(ATS)によって「適切な求人サイトはどれか」「採用活動における改善点は何か」などを分析することもできます。
◆ 求人に対する採用候補者を多数集めやすい
採用活動の課題は、「優秀な人材を採用したくても応募者が十分に集まらないこと」ではないでしょうか。
採用管理システム(ATS)の導入によって求人検索サイトと連携し、応募者のデータを分析することで、採用活動の課題が浮き彫りになります。
その採用課題が改善されていくことで、採用候補者も集まりやすくなるでしょう。
◆ 採用過程の可視化
採用管理システム(ATS)の導入によって応募者の選考過程が可視化され、採用活動終了後も応募者情報や選考の経緯を分析することが可能です。
◆ データやノウハウの蓄積
採用管理システム(ATS)を導入すると、「応募者1人ひとりの情報」や「応募経路」「面接・内定辞退率」などのデータを取得できます。
採用にはいたらなくても、優秀な人材のデータベースを蓄積しておけば、今後採用する可能性が出てきた場合にデータベースから候補者を絞り込んで効率的にアプローチすることも可能です。
さらに、データを分析することによって「どの求人サイトからの応募が多いか」「面接辞退されにくいメールの文面はどのようなものか」といった採用ノウハウが蓄積され、採用活動の改善につながります。
◆ ミスや漏れの防止
採用管理システム(ATS)の導入によって応募者の個人情報や採用の進捗状況がすぐにわかるようになり、社内の情報共有をスムーズにしたり、採用候補者への連絡ミスを減らしたりすることができます。
デメリット
採用管理システム(ATS)にはメリットもありますが、デメリットも以下のようなものがあります。
◆ 無駄なコストがかかる
自社の採用方針に合わない採用管理システム(ATS)を導入すると、不要なサービスや使う用途のない機能にコストがかかってしまいます。
導入を決める際に、「自社の採用方針や採用活動の状況に合うものか」「費用対効果があるか」を必ず検討しましょう。
◆ 効率が下がる場合がある
採用管理システム(ATS)は、操作しやすい特徴を持つものが少なくありませんが、操作方法を覚えることや設定に時間や工数を多く割いてしまうことがあります。
せっかく導入しても、操作方法がわかりにくく設定までに時間がかかるようでは効率が下がってしまうので注意が必要です。
詳しくはこちら→【【必見】採用管理システム(ATS)の6つのメリットと比較ポイント】
【特徴別】採用管理システム(ATS)全21選を一挙紹介
採用管理システム(ATS)には「幅広く使えるもの」「新卒採用向けのもの」「中途採用やリファラル採用(自社の社員などからの紹介や推薦による採用のこと)向けのもの」などさまざまな特徴があります。
ここからは、おすすめの採用管理システム(ATS)を特徴別にみていきましょう。
幅広い会社におすすめの採用管理システム(ATS)15選
HRMOS(ハーモス)採用
「HRMOS採用」はビズリーチ社が提供している採用管理システム(ATS)で、大手企業や有名企業が多数導入しています。
ビズリーチ社の転職サイト「ビズリーチ」や「キャリトレ」との連携も可能です。
・「新卒採用管理」と「中途採用管理」があり、それぞれの採用形態に合わせた機能が搭載
・初期費用:要見積もり
・月額料金:100,000円~
JobSuite CAREER
「JobSuite CAREER」は中途採用をスポットで実施する企業に適しており、2019年3月の時点で「契約継続率95%以上」とPRしています。
・採用の進捗状況が把握しやすく操作が簡単
・初期費用:要見積もり
・月額料金:50,000円~
ジョブカン採用管理
「ジョブカン採用管理」は、新卒や中途に限らずアルバイトやパートも含む幅広い採用に対応可能です。
・「Indeed」や「Googleしごと検索」などの求人サイトと連携し、自動で求人掲載が可能
・「LINE」で応募者とやり取りが可能
・初期費用:無料
・月額料金:無料プラン・LITEプランは8,500円、STANDARDプランは30,000円
HERP Hire
「HERP Hire」は、社員が一丸となって取り組む採用方式の「スクラム採用」に特化しています。
・誰でも操作がしやすいようにシンプルで使いやすい
・現場の社員が主導しやすい機能が豊富
・初期費用、月額料金:要見積もり
HITO-Linkリクルーティング
「HITO-Linkリクルーティング」は採用に関するオペレーション業務を自動化・効率化することに長けており、「”管理”を楽に、”採用”を強く」がコンセプトとなっています。
・30以上の求人媒体から応募者データの自動取り込み
・データ蓄積と分析で採用課題を発見
・初期費用:無料
・月額料金:70,000円~
sonar ATS
「sonar ATS」は新卒・中途採用の両方を統合して管理でき、業界・規模を問わず800社以上の導入実績があります。
・応募者の採用活動の進捗状況に応じた対応を自動化
・面接官用には面接内容の評価入力機能
・ベーシックプラン…初期費用:96,000円、月額料金:48,000円
・パッケージプラン…初期費用:無料、月額料金:39,917円
Zoho Recruit
Zoho Recruitは、「人材紹介会社」「自社採用」「派遣会社」それぞれに合わせたサービスが提供可能です。
・「人材紹介会社」向け機能:候補者を瞬時に検索・募集プロセスの迅速化・コンプライアンスに対応した安全で包括的な形で実施する身元審査機能
・「自社採用」向け機能:候補者が案件を受諾するためのテンプレートを作成して依頼文を送付・候補者を評価するための事前審査の評価を作成
・「派遣会社」向け機能-派遣社員とクライアント、案件のすべてを一元管理可能・モバイルアプリを使用して外出先でも管理
・初期費用:無料(「人材紹介会社」「自社採用」「派遣会社」すべて)
・「人材紹介会社」の月額料金:スタンダードプランは2,500円、プロフェッショナルプランは5,000円、エンタープライズプランは7,500円
・「自社採用」の月額料金:スタンダードプランは2,500円、エンタープライズプランは5,000円
・「派遣会社」の月額料金(派遣社員1人当たり):派遣社員数51~500人で120円、501人以上で60円
JobSuite
「Jobsuite(ジョブスイート)」は企業における採用の総合力を強化できると評価が高く、応募から内定までの業務を一括してサポートします。
・SaaS型採用管理システム(ATS)
・採用形態によってサービスが分かれている(新卒採用は「JobSuite FRESHERS」、中途採用は「JobSuite CAREER」、パート・アルバイトは「JobSuite PARTTIME」)
・初期費用、月額料金:要見積もり
GoQ採用管理
「GoQ採用管理」は、「採用サイト制作」や「Indeedへの掲載」「応募者の管理」がひとつのパッケージとなっており、採用条件に見合った応募者を多く集めることや応募者の情報管理の効率化が可能です。
・採用サイトの制作が簡単
・Indeedとの連携可
・初期費用:30,000円
・月額料金:採用管理プランは19,800円、応募者管理プランは29,800円
EHR採用
「EHR採用」は、新卒採用から中途採用、アルバイト・パート採用まであらゆる採用ニーズに対応可能です。
・複数の求人媒体から採用候補者を集めて採用までを一括管理
・応募者のデータ分析が可能
・初期費用、月額料金:要見積もり
MatchinGood
「MatchinGood」は、「人材派遣会社向けに特化したシステム」と「人材紹介会社向けに特化したシステム」の2つを持っています。
・人材派遣用システム:応募から採用・就業における給与計算までを一元管理、案件案内メールの作成が簡単、求人媒体からの応募情報を一括取り込み機能あり
・人材紹介用システム:クラウドで情報共有が可能、売上を伸ばすノウハウを凝縮、成約率や歩留まりの箇所を徹底的にデータ化
・初期費用:無料
・月額料金:20,000円~
SAP SuccessFactors Recruiting
「SAP SuccessFactors」では、世界中から優れた人材を獲得するグローバル採用が可能です。
・約200カ国で46の言語の候補者のデータが取得可能
・候補者の管理作業を削減して合理的に管理
・初期費用、月額料金:要見積もり
Dot-Entry
「Dot-Entry」は操作性に優れた採用管理システム(ATS)で、Webブラウザ上で情報管理ができます。
・Webブラウザ上でシステムを起動
・応募情報を一覧できるだけでなく、履歴書レイアウトのPDF形式での印刷も可能
・複数人の担当者間での情報共有や対応がスムーズ
・初期費用:無料
・月額料金:ライトプランは1,100円、スタンダードプランは3,300円
Jobギア採用管理
「Jobギア採用管理」は、総合人材情報サービス企業の「アイデム」が提供している採用管理システム(ATS)です。
・「アイデム」の求人サイトを含むさまざまな求人サイトからの応募者情報を自動取り込み
・ヘルプデスクによるサポートあり
・初期費用:無料
・月額料金:Aプランは30,000円、Bプランは60,000円、Cプランは90,000円
トルー
「トルー」はサポート体制が強力で、ツールの使い方なども専属のカスタマーサポートがついてくれます。
・「Indeed」や「Google for jobs」などの5つの求人サイトとシステム連携
・専属のカスタマーサポートが指導
・初期費用:100,000円
・月額料金:15,000円〜
新卒採用に特化した採用管理システム(ATS)4選
i-web
「i-web」は新卒採用に関しては導入シェア1位で、新卒採用に特化している採用管理システム(ATS)です。
・就職情報サイトの「リクナビ」や「キャリタス就活」と連携
・周辺サービスのWeb面接プラットフォームの「i-web LIVE」、ペーパーレス面接を実現する「i-web 面接支援モデル」との連携可能
・初期費用:無料
・月額料金:新卒採用モデルは要見積もり、中途採用モデルは75,000円~
あさがくナビコミュニケーター
「あさがくナビコミュニケーター」は「LINE」の連携に特化した採用管理システム(ATS)です。
新卒応募者のほぼ全員が「LINE」を使用していると考えられるため、新卒採用に向いている採用管理システム(ATS)だといえます。
また、インターンシップや就活イベントの参加率を上げることに成功した事例もあるのです。
・LINEを使って応募者とのやりとりを効率化
・学生の能力や選考ステータスなどによって、属性を変えたグループ別に情報発信が可能
・初期費用、月額料金:要見積もり
アクセスオンライン(ACCESS ON LINE)
「アクセスオンライン」は人材採用業界最大手のマイナビが手がけており、徹底的に業務を効率化できます。
・就職情報サイト「マイナビ」との連携
・蓄積されたデータに基づく集計・分析
・初期費用、月額料金:要見積もり
e2R PRO
「e2R PRO」は、新卒の採用活動を効率的にしたいと考えている企業に効果が期待できる採用管理システム(ATS)です。
・応募者に向き合う時間を最大限確保できるよう素早く簡単にアクションが取れる機能
・興味を持ってくれた応募者が選考に参加してもらいやすくするための仕組みの提供
・初期費用、月額料金:要見積もり
中途・リファラル採用に特化した採用管理システム(ATS)2選
アクセスオンラインキャリア(AOLC)
マイナビが手がける「アクセスオンラインキャリア(AOLC)」は、新卒採用で使われている「アクセスオンライン(AOL)」に中途採用で必要な機能が追加されたものです。
・就職情報サイト「マイナビ」の会員登録情報の連携
・採用までの過程をオンライン化
・応募者の登録数による制限なし
・初期費用:要見積もり
・月額料金-50,000円~
GLOVER Refer
「GLOVER Refer」はリクルートが運営しており、自社の社員からの紹介や推薦によって採用する「リファラル採用」に特化した採用管理システム(ATS)です。
・リファラル採用に最適なツールの提供
・リファラル採用のプロセス設計から実施・継続までをトータルサポート
・初期費用、月額料金:要見積もり
採用管理システム(ATS)を導入するまでの3ステップ
「採用管理システム(ATS)にはどのような特徴があるのか」「最終的に予算はいくらになるのか」を見極めて、適切な採用管理システム(ATS)を選ぶことが重要です。
次に、採用管理システム(ATS)を比較・検討するところから導入するまでのステップをご紹介します。
メリット・デメリットを踏まえて導入するかどうか判断する
自社の採用活動に合う採用管理システム(ATS)を導入することで「時間とコストの削減」「求人に対する採用候補者の確保」「採用過程の可視化」「ミスや漏れの防止」などのメリットが得られますが、初期設定に時間がかかりすぎて逆に効率が下がったり、無駄な時間や費用がかかったりする場合もあります。
メリット・デメリットを見極め、採用管理システム(ATS)を導入するべきかどうか判断することが大切です。
自社の採用活動に必要な機能を洗い出す
採用管理システム(ATS)はさまざまな用途に応じて開発されているため、それぞれ特徴が大きく異なります。
採用活動の業務を可視化し、自社の採用活動に必要な機能は何かを洗い出してみましょう。
採用管理システム(ATS)を選定する
採用管理システム(ATS)には、無料で使えるものもあれば有料のものもあります。
「契約期間や採用活動を行っていない時期に料金が発生する」など、システムによって料金設定も異なるため、複数社から資料請求をして見積もりを取り、最終的な予算を決めてから選定するとよいでしょう。
採用管理システム(ATS)を比較するときの6つのポイント
採用管理システム(ATS)を導入するにあたって、何を意識して選べばよいのでしょうか。
最後に、採用管理システム(ATS)を比較するときのポイントについてご紹介します。
操作性が高いか
採用管理システム(ATS)を導入しても、使いこなせなければ意味がありません。
「採用担当者・応募者どちらにとっても設定や操作が簡単かどうか」事前に確かめる必要があります。
無料トライアルが利用できるシステムもあるため、実際に使用して使い勝手を確認してみましょう。
採用規模にマッチするか
「自社の採用人数が多いのか少ないのか」によっても、選ぶべき採用管理システム(ATS)は変わります。
応募者の登録数で月額料金が変わる料金設定になっている採用管理システム(ATS)が多いため、採用する人数の規模に合わせた料金体系で選ぶのがポイントです。
雇用形態にマッチするか
採用管理システム(ATS)は、新卒採用や中途採用、アルバイト・パートなどの雇用形態ごとに特化してつくられています。
「自社の採用方針は新卒中心なのか、中途が多いのか」といった採用方針に合うものを選びましょう。
社内での情報共有がしやすいか
良い人材を採用するには、「スケジュールや採用の進捗状況といった情報を社内でどのように共有するか」が重要です。
採用担当者だけではなく配属先の部署などにも共有でき、また社内に共有したい情報を簡単に設定できると、社内での情報共有がスムーズにでき採用活動の効率化につながります。
採用データの分析ができるか
採用管理システム(ATS)を導入すると採用に関するデータが蓄積され、そのデータを分析することで次の採用活動に有効活用できます。
「求人活動に成功しやすい求人サイトはどれか」「応募者との有効なやりとりはどのようなものか」といったことを分析し、今後の採用活動につなげていくことが大切です。
セキュリティ対策がなされているか
採用管理システム(ATS)は応募者の個人情報を管理するものであるため、個人情報の流出を防ぐためにも、「万全のセキュリティ対策が施されているか かどうか」は非常に重要なポイントといえるでしょう。
SaaS型で提供しているところが多いため、個人情報のデータは採用管理システム(ATS)の提供会社のサーバー上に置かれることが一般的です。
以下にあるものが確認しておきたいポイントとなります。
・信頼のおけるサーバーを使っている
・個人情報保護や通信セキュリティのポリシーが整っている
・アクセス制限やSSL(暗号化通信)対応の有無
まとめ
自社の採用方針に合う採用管理システム(ATS)を導入するには、「採用方針に適しているか」「必要な機能は何か」「予算はいくらなのか」を検討することから始めましょう。
複数の会社から資料を請求し、「操作しやすいか」「情報共有のしやすいかどうか」「採用データの分析が可能か」「セキュリティ対策が万全か」を比較することが大切です。
トルーを使えば、自動で求人情報がIndeedをはじめとする求人検索エンジンに掲載できるだけでなく、掲載後の分析や改善も行うことができます。
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