採用サイトをリニューアルする4つの方法・見直すべきポイントを解説
採用サイトが更新されておらず応募が少なくなり採用サイトのリニューアルをしたいと思っても、「どのように作業すればいいか、わからない」と、悩むこともあるでしょう。
採用サイトのリニューアルに関して、この記事では重要な確認ポイントと方法について紹介します。
目次[非表示]
採用サイトをリニューアルするメリット・デメリット
ここからは、採用サイトをリニューアルすることによって得られるメリット・デメリットを紹介していきます。
メリット
狙ったターゲットからの応募を集めやすくなる
採用サイトのリニューアルは自社が求める性格やスキル、経験などを持つターゲットからの応募を集めやすくするチャンスです。
リニューアルするときに、自社をより知ってもらうために情報を充実させたり、社員の声を掲載したりすることで、採用サイトを見てもらえる数を増やすことができます。
また、経験やスキルを記載することで狙ったターゲットからの応募を集めやすくなるでしょう。
検索順位や応募率を改善することができる
検索したキーワードに対して適切なページと思われるものがランキング表示される「検索結果」ですが、この検索順位が決まる仕組みは、検索エンジンによる「クロール」と「インデックス」、そしてその時のアルゴリズムによって決まります。
ネット上にはクローラー(crawler)と呼ばれるWebサイトの情報を集めるロボットが存在しており、このロボットが自分のサイトにもやってきて情報を集めていくことを「クロール」といい、クローラーが集めた情報が登録(保存)されることが「インデックス」です。
ホームページのリニューアルを実行するタイミングで最新のSEO対策を取り入れることにより、検索順位や応募率の向上が期待できる点もリニューアルを実行するメリットでしょう。
検索順位が下がっているコンテンツは、キーワードの見直しやコンテンツ内容のリライトなどの対策を進めます。
採用単価の削減が期待できる
自社運営の採用サイトには、可能ならば直接応募できるメールフォームを設けたほうがいいかもしれません。
自社が運営しているサイトであれば、応募があった際に紹介料やマージン料を業者に支払う必要もないため、採用コストの大幅な節約・削減が可能です。
改善例として、「自社の魅力がより伝わる、他社と差別化するコンテンツを掲載」「ユーザーが使いやすいようにサイトの構成や応募フォームを改善」などが挙げられます。
自社の求める人材の採用が自社採用サイトでできるようになれば、求人サイトや人材紹介にかける費用を削減でき、結果的に採用単価の削減につながるのです。
デメリット
リニューアルするのに費用がかかる
既存SEO資産の引き継ぎ(Webサイトを閲覧するユーザーを満足させるためのコンテンツ作りに取り組むという行為自体のことを資産という)、コンテンツのリライト、既存システムやプログラムの調査など新規サイト作成にはない作業もあるため、リニューアルにはさまざまな費用がかかります。
「なるべく出費を削りたい」と考えている人も少なくないでしょう。
しかしホームページをリニューアルすることで、売り上げが上がったり、お客様からの信頼をより得られるようになったりするため、結果的にリニューアルに費やした費用以上のメリットが得られる可能性があります。
【2021年版】制作会社が解説する、ホームページリニューアルのメリットとデメリット によるとホームページの耐用年数は2年~4年であるため、あらかじめリニューアルを想定した予算を組んでおくと最適な時期に効果的なリニューアルをすることができることから、おすすめです。
予算が少ない場合は費用対効果が悪い
採用サイトをリニューアルするデメリットとして、採用サイトをリニューアルするのに大きな費用がかかってしまうことが挙げられます。
広告費が少ない場合は採用サイトをリニューアルしたとしても費用対効果が悪かったり、広告予算と別枠で予算を組めない場合はアクセス数が減ってしまったりする場合が考えられるためです。
予算が少ない場合は、採用サイトの制作やリニューアルを行うより、大手求人サイトに広告を出して多くの求職者に見てもらうほうが応募数は増えるでしょう。
サイトの改悪を招く可能性がある
「パソコン向けデザインのみで判断して作成してしまい、スマートフォン向けデザインを考慮していない」「会社のイメージとホームページデザインが噛み合っていない」というようにホームページリニューアルは、改悪を招く可能性が高くなります。
改悪を防ぐには、リニューアル作業に入る前に今のホームページの問題点と改善したいことを洗い出し、リニューアルの目的を明確にしておかなくてはいけません。
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採用サイトリニューアル前にチェックする5つのポイント
ここからは採用サイトリニューアルの作業に入る前に確認しておくポイントを5つ紹介します。
(1)仕事内容がわかりやすく紹介されているか
求職者が入社後「どのような仕事をするのか」は応募するにあたって重要な判断材料となります。
求職者にわかりやすいように仕事内容を記載するとともに「仕事に対するやりがい」を紹介するのも、応募の後押しとなるため効果的です。
求職者が募集中の職種や行う仕事内容について理解できていないと、「思っていた仕事とは違う」といった入社後のギャップにつながり、早期退職や離職率の増加に影響する可能性もあります。
入社前後の仕事へのギャップをなくすためにも、募集中の業種の仕事内容がわかりやすく求職者に伝わるように詳しく情報を記載しましょう。
(2)社内の雰囲気が伝わる写真が使われているか
「社内がどういった雰囲気であるのか」も求職者が求める大事な情報のひとつです。
写真は文章と違い、オフィスの様子や実際に働いている人をイメージしやすくなるだけでなく、自社のオリジナリティーを出せるため他社との差別化ができます。
求職者が安心して応募できるよう、求職者が求める社内の雰囲気が伝わりやすい適切な写真が使用されているかが重要です。
(3)見やすく応募しやすいデザインか
採用サイトの適切なデザインも求職者が応募に至るうえで重要です。
「応募するためのボタンがわかりやすいか」「仕事内容がわかりやすいコンテンツのデザインか」などの、採用サイトを閲覧している人にとって使いやすいデザインかどうかは応募率に関わります。
自社の採用サイトがわかりやすいデザインになっているか確認しましょう。
(4)スマートフォンで見られる採用サイトになっているか
パソコンだけではなく、スマートフォンから仕事を探している求職者もいるでしょう。
採用サイトがスマートフォンに対応していないと、採用サイトを閲覧閲覧している人に自社の情報が十分に伝わらず応募に至らない場合があります。
そのためスマートフォンで自社の採用サイトを閲覧したときにも、採用サイトのコンテンツの表示やデザインが崩れたりせず、スマートフォン向けに適切な表示になっているかも確認すべき点です。
(5)採用サイトのコンセプトが反映できているか
採用サイトをリニューアルする上で、採用コンセプトを設定し、反映できている確認することは非常に重要です。
より良いコンセプトは求職者の共感を得ることができ、採用のミスマッチを減らすことにつながります。
またコンセプトに沿ってデザインを作成すると採用サイト全体に統一感が出るでしょう。
統一感のある採用サイトは、知りたい情報が探しやすくなるだけでなく、自社の魅力が伝わりやすくなります。
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サイトリニューアルですべき3つのこと
採用サイトをリニューアルする前に確認するポイントをチェックしたら、採用サイトのリニューアルに向けて準備していきましょう。
実際に採用サイトをリニューアルするうえで取り組むべきことを3つ紹介します。
(1)応募者が知りたい内容をコンテンツに含める
採用サイトのリニューアルにおいて自社のアピールは大事ですが、自社が知らせたい情報ばかり載せているだけの採用サイトにならないよう、求職者が知りたいことを載せましょう。
例えば、会社はどのような雰囲気なのかも求職者にとっては大切な情報です。
社内の様子が伝わる写真や、実際に働く社員の風景の写真を入れると求職者は入社後の働くイメージがしやすくなります。
それ以外にも、会社の福利厚生や1日の業務スケジュール、経営方針も求職者が応募するかどうか判断する項目です。
応募側者目線で必要な情報で自社をアピールするポイントがあれば、採用サイトのコンテンツとして含めましょう。
(2)機能性を重視したデザインに変更する
採用サイトをリニューアルするとき見栄えの良いデザインにすれば良いわけではなく、求職者が応募しやすいように採用サイトのコンテンツを使いやすくすることが求められます。
採用サイトのデザインにばかり固執してしまい、「スマートフォンで見るには読み込み時間がかかりすぎる」「何をやっている会社なのかわかりにくい」「どこから申し込んだらいいかわからない」となってしまうと応募につながらない可能性があるのです。
そのため採用サイトは求職者の目に留まりやすいく、かつ求職者が応募するために必要な情報が掲載されているといった、採用サイトを閲覧する人に見やすく使いやすいデザインを意識しましょう。
具体的には「応募の仕方をわかりやすくする」、「印象的な画像や写真、絵や会社スローガンを入れる」などを取り入れることがおすすめです。
(3)求職者が知りたい情報を過不足無く伝える
採用サイト内のコンテンツが充実していると、求職者に「採用に力を入れている会社」という印象を与えられます。
給与や待遇、入社後の勤務地、キャリアプランなど求職者が欲している情報を網羅的に掲載し、自社の魅力を伝えましょう。
採用サイトは候補者の応募を促進することが目的です。
福利厚生や業務内容など、多くの求職者が企業選びの際に確認する情報を詳しく書きましょう。
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採用サイトをリニューアルする4つの方法
これから具体的な採用サイトのリニューアル方法を、4つ紹介します。
(1)自社で制作する
自社で採用サイトをリニューアルするメリットは採用サイトの制作コストや外注にかかる手間を省けることですが、社内で採用サイト制作ができる人材や環境が必要であることがデメリットです。
自社で採用サイトをリニューアルする場合は、採用サイト自体の作成からコンテンツ、デザイン、応募フォームに至るまですべて自社で用意し制作する必要があります。
デザインやコンテンツにも縛りがなく自由に自社をアピールできるため、自社での採用サイトをリニューアルできる人員がおり、リニューアルに時間をかけられるのであれば、自社でリニューアルを行うのもひとつの方法です。
(2)採用サイト制作ツールを活用する
販売されているほとんどの採用サイト制作ツールは無料あるいは低コストで使えるため、経費を抑えたい企業におすすめです。
例えばエン・ジャパン株式会社の無料で使える「engage」は転職サイト「エン転職」にも求人広告を出すことができ、株式会社ネットオンの「採用係長」は、独自のドメインが使用できます。
採用サイトのデザインはテンプレートを使用するため専門知識がなくともサイトが作成が可能なだけでなく、「Indeed」といった外部の求人サイトと連携できるのもメリットです。
しかし、採用サイト制作ツールを使用すると、コンテンツやデザインなどがテンプレートになってしまうために自社の独自性をアピールしづらくなる点や採用サイトのコンテンツを自社で用意する必要があるといったデメリットもあります。
(3)採用支援会社に依頼する
採用業務におけるノウハウ、および工数を提供するサービスをする企業である採用支援会社によっては、採用サイト制作が支援内容に含まれている場合があります。
採用戦略における採用サイトの位置づけを理解しているため、「企画・設計〜制作まで一貫して依頼できること」「採用戦略と紐付けた採用サイトの設計/制作を任せられること」がメリットです。
依頼料は月5万円〜10万円が相場であり、企画・設計〜制作まで一貫して依頼したい企業におすすめでしょう。
(4)Web制作会社に依頼する
Web制作会社の場合、採用サイト制作に関する一連の流れはすべて依頼できるため、企画からディレクション・制作まで一気通貫で依頼することができます。
費用に関しては、企画から公開まで約6か月間で300万円前後の見積もりが提示されることが多いようです。
企業ごとに異なる課題やニーズをヒアリングすることで、自社専用の採用サイトを0から作ってくれます。
費用と時間はかなりかかりますが、自分たちのやりたいことを反映した採用サイトを作成したいなら制作会社へ依頼することがおすすめです。
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採用サイトをリニューアルするのにおすすめの企業
「採用サイトのリニューアルを採用支援会社やWeb制作会社に依頼したい」、「採用サイトのリニューアルを検討している」と考える方におすすめの企業を3つ紹介します。
制作実績が豊富なホームページ制作会社なら「株式会社F&S CREATIONS」
株式会社F&S CREATIONSは、広告・SP・企業ブランディングを得意とする東京都目黒区のデザイン会社です。
1990年の創業以来、採用サイトの実績が豊富で、株式会社WOWOWや日本郵船株式会社など、名だたる企業の採用を支援しており、代理店を介さない直接取引を基本としているため「間に会社が入らないのでコストが下がる」「ダイレクトに話ができるので、制作時間をスピードアップできる」「社内一貫態勢で制作するため、案件ごとにノウハウが蓄積され、制作物の精度が高まる」といったメリットがあります。
また、遠方への出張の打ち合わせ、取材にも対応していることも強みです。
採用支援に強い会社なら「株式会社ネオキャリア」
株式会社ネオキャリアは、東京都新宿区に本社を構える制作会社です。
企業の採用活動のサポートに強く、新卒・中途採用における採用戦略の企画・提案・コンサルティングなどのサポートに対応しています。
株式会社ネオキャリアは採用サイトの制作に加え、集客のための施策も支援しており、採用パンフレットの制作を始め、採用動画の制作も可能です。
単なる制作会社ではなく、「採用支援」を目的にしている制作会社であることが強みであるため、採用支援に強い会社に依頼したいなら株式会社ネオキャリアをおすすめします。
採用サイト構築CMSなら「株式会社ダトラ」
株式会社ダトラは関西では数少ない「自社のWebサービス開発」と「Webコンサルティング」を行える会社です。
株式会社ダトラに依頼すると、自社専任の担当者がついてサイトへの集客のお手伝いからトルー(月額1.5万円から利用できる採用サイト構築CMS。簡単に採用サイトを作成することができ、応募者の管理も行える)の利用方法のサポートまで行ってくれます。
その他にもLINE応募や求人票や応募者のCSV一括ダウンロードなど多彩なオプション機能も用意されているので各企業にあった活用方法が可能です。
上がり続けている採用コストをなんとかしたい方や、すべての作業をひとつの会社で完結させたい方におすすめします。
「応募がこない、採用コストが高い」そんな採用のお悩み解決! |
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☑︎ 採用マーケティングとは何か? ☑︎ 採用マーケティングを行うメリットについて ☑︎ 採用マーケティングの実施方法 ☑︎ 採用マーケティングを導入するには? |
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まとめ
採用サイトのリニューアルでは、時代や状況に合わせてデザインを変えることで会社へのイメージアップ、売り上げや反響につなげることが可能です。
この記事を読んで、リニューアルのメリットもデメリットも踏まえた上で自社の採用サイトのリニューアルを行いましょう。
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Indeedと自動連携される採用サイトの制作が月額1.5万円〜可能です。
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