リクルーティングコラム

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Indeedキャンペーンの活用メリットとは?効果の出る設定と運用

Indeedの有料掲載で広告を配信し運用する上で必ず必要となる「キャンペーン」の設定。

キャンペーンを設定し運用していると、1個のキャンペーンで複数の内容を運用していたり、職種や地域など似たようなキャンペーンが増えていたりすることはありませんか?

Indeedを自社で運用している人たちの中には「キャンペーンの設定方法は合っているのかな?」「どうしたら良いかよくわからない‥」という方も多いと聞きます。

こうした疑問にお答えするため、Indeedの運用のプロである私たちがキャンペーンの分け方や設定方法、効果を出すためのポイントまで詳しくお話しします。

この記事をよく読んで、自社のキャンペーン設定の改善に活かしてくださいね。

目次[非表示]

  1. 1.Indeedキャンペーンの仕組みと活用メリット
    1. 1.1.Indeedキャンペーンとは
    2. 1.2.Indeedキャンペーンを活用するメリット
      1. 1.2.1.予算を効率的に利用できる
      2. 1.2.2.予算を効率的に利用できる
  2. 2.Indeedのキャンペーンの分け方と設定方法
    1. 2.1.Indeedのキャンペーンの分け方
    2. 2.2.Indeedのキャンペーンの設定方法
    3. 2.3.(1)予算上限の設定
    4. 2.4.(2)入札方法と入札金額の設定
    5. 2.5.(3)対象の求人を選択する
  3. 3.効果的なキャンペーン作成のポイント3つ
    1. 3.1.【ポイント1】求人情報に地域を記載する
    2. 3.2.【ポイント2】募集職種の条件を詳しく記載する
    3. 3.3.【ポイント3】具体的な採用基準を記載する
  4. 4.Indeedキャンペーン運用のコツと新機能
    1. 4.1.Indeedキャンペーン運用のコツ
      1. 4.1.1.キャンペーンが活かせる求人を知る
      2. 4.1.2.設定を見直し効果改善を繰り返す
      3. 4.1.3.新機能「目標設定型キャンペーン」
  5. 5.まとめ


Indeedキャンペーンの仕組みと活用メリット

indeed キャンペーンの画像

Indeedに求人を掲載する際に職種やエリアを分けて求人を出すと、求人数が多くなってしまい管理に手間がかかってしまいます。

増えた求人をまとめて管理する場合は、Indeedのキャンペーン機能の利用がおすすめです。

まずはじめに、Indeedキャンペーンや活用するメリットについて詳しくみていきましょう。

Indeedキャンペーンとは

Indeedキャンペーンとは掲載する求人情報をグループ化する機能で、職種や雇用形態を細かく分けてグループ化できます。

グループに分ける際は、職種や地域、雇用形態など管理しやすいキーワードを使うのがおすすめです。

例えば、営業職、技術職、事務職、などの募集する職種をひとつのグループにして、まとめたものをキャンペーンと呼びます。

求人募集件数が少ないなら、キャンペーンを利用しなくても管理できるかもしれません。

職種だけでなく地域や雇用形態も分けると管理が難しくなるため、多くの案件をグループ化したキャンペーンを作成しておくことで、管理がより容易になるでしょう。

Indeedキャンペーンを活用するメリット

Indeedキャンペーンを活用するメリットは以下の2つです。

・予算を効率的に利用できる

・予算を効率的に利用できる

Indeedキャンペーンを活用するメリットを、具体的に解説します。

予算を効率的に利用できる

Indeedでは、キャンペーンごとに予算設定が可能です。

通常であればIndeed広告はあらかじめ予算が決まっており、求人全体の予算設定しかできません。

しかしキャンペーンを作っていれば、力を入れたい求人に対し効率的に広告費を使うことができるため、経費削減にもつながるのです。

例えば「今月は営業職に力を入れたい」と考えている場合には、営業職の求人が含まれるキャンペーンの予算を個別に設定できます。

予算を効率的に利用できる

Indeedキャンペーンでは予算設定ができ、予算の管理設定でクリック単価の入札と自動調整の2種類から自社にあった方法を選ぶことができます。

クリック単価入札では1クリックあたりの単価を自分で設定でき、自動調整では期間と予算を設定したらIndeedが自動で最適化してくれる機能があるのです。

またクリック単価の上限も決めることができるため、目的に合わせた運用管理ができます。

※あわせて読みたい
失敗しないIndeed(インディード)運用テクニック

Indeedのキャンペーンの分け方と設定方法

indeed キャンペーンの画像

キャンペーンを理解したところで、ここからはキャンペーンの分け方とその設定方法をお話しします。

Indeedのキャンペーンの分け方

Indeedのキャンペーンの分け方には様々な方法がありますが、代表的な分け方について紹介していきます。

キャンペーンは、「職種別」「地域別」「雇用形態」「注力案件」というように、カテゴリーを分ける方法が効果的です。

できるだけグループが混在しないように分けることが運用のしやすさのコツです。

例えば、下記のように作成していくと良いでしょう。

職種別
「営業」と「事務」などで、それぞれキャンペーンを作成
地域別
「東京」と「神奈川」などで、それぞれキャンペーンを作成
雇用形態
「正社員」と「パート・アルバイト」などで、それぞれキャンペーンを作成
注力案件
募集している中で特に注力したい場所や、特別何かしたいものを集めたキャンペーンを作成
お金を消費している求人だけ単価を下げたい場合
無駄クリックを集めている求人だけのキャンペーンを作成

上記のようにキャンペーンを設定することで、管理がしやすいだけでなくキャンペーン内の求人のクリック数や応募率など、どのような結果になっているのかも確認しやすくなります。

無駄を省くには、応募がないのにクリックだけ集まってしまうようなキャンペーンを作らないことが大切です。

応募がないのにクリックだけ集まってしまう求人がある場合は、上記の表のように無駄クリックを集めている求人だけを各キャンペーンから集めてひとつのキャンペーンとして運用してみましょう。

そうすることでクリック単価を一括管理でき、広告費だけでなく運用の手間を減らすこともできます。

Indeedのキャンペーンの設定方法

では実際に、Indeedのキャンペーンはどのように設定をすればいいのでしょうか。

Indeedでキャンペーンを設定する方法は、まずIndeedの管理画面の「広告キャンペーン」から「スポンサー求人キャンペーンを追加」をクリックし、キャンペーンを追加してください。

次にキャンペーンの内容を設定します。

例えば、地域別の東京の求人を集めたキャンペーンを実施する場合は、画面のプルタブにて「地域別」の「東京」を選択する、など管理しやすいように設定しましょう。

ここで注意しておきたいことは、”キーワードに「-exactcounty:JP」を必ず入れること”です。

そうすることで、クローリングで勤務地として日本案件が含まれてしまった際に、過剰課金となることを防ぎます。

キャンペーンの設定は選択式になっていたり、記載する場所がわかりやすく表記されているため、慣れていない人でも間違えずに簡単に設定できるでしょう。

(1)予算上限の設定

キャンペーンで利用する広告予算の上限額を設定しますが、上限の単位は日次、もしくは月次での設定ができます。

キャンペーンごとの効果を管理画面で確認して、効果の良いキャンペーンでは予算上限を緩和し、より多くの広告予算を割けるようにしておくことが重要です。

一方で、効果の悪いキャンペーンでは予算上限を低く設定し、無駄な広告費を抑えることも重要となります。

(2)入札方法と入札金額の設定

入札方法は「自動調整」と「手動調整」の2つから選択可能です。

「自動調整」はその名のとおり、設定された予算の範囲内でシステムがクリック単価を自動的に最適化してくれます。

「手動調整」は入札金額を自分で設定し、その入札金額に応じて広告の露出が増えたり減ったりするのです。

予算と同様に、キャンペーンごとの広告効果の良し悪しや、競合企業の入札状況なども意識して入札金額を設定する必要があります。

より細かく配信コントロールを行って行きたい場合や、または効果の良し悪しとは関係なく配信の強弱をコントロールしたい場合もあるでしょう。

そういうときは「クリック単価(CPC)入札」を選択し、広告戦略に応じた入札調整をすることをおすすめします。

(3)対象の求人を選択する

登録した求人情報が1万件と膨大にある場合は、キャンペーンの設定画面で、勤務地・職種・会社名・その他キーワードなどの条件を設定しましょう。

それにより、該当のキャンペーンで対象にする求人を選べるようになるのです。

例えば、東京都、神奈川件、埼玉県など都道府県ごとにキャンペーンを作成して、予算管理および入札額の決定を行います。

また、営業職、事務職、システムエンジニアなどの職種ごとにキャンペーンを作成することも可能です。

効果の良し悪しや、広告の戦略に応じて、どのような情報(都道府県、職種、業種、その他条件など)をもとにして各キャンペーンで管理する求人を選択していくのかを決定するとよいでしょう。

ここまでお話ししたキャンペーンの設定を行っても「集客できない」「コストが削減できない」ということもあります。

これらの原因の多くは効果改善の運用を行っていない可能性が高いです。

Indeedでは、はじめに作成したキャンペーン設定で効果が現れることは本当に稀かもしれません。

設定を見直したりキャンペーンを再作成したりを繰り返しながら改善効果を行うことで、初めてIndeedは最大の価値を発揮します。

蓄積したノウハウから最強の求人原稿を作成することができれば、求人の集客に加えて必然的にクリック単価も下がり、さらにコストの削減にもつながるのです。

効果的なキャンペーン作成のポイント3つ

indeed キャンペーンの画像

最後に、自社の採用を成功に導くためのキャンペーン作成のポイントを3つお話しします。

【ポイント1】求人情報に地域を記載する

どこに配信するのか、どこで採用したいか等、求人情報に地域を記載します。

Indeedを利用する多くのユーザーは地名を入れて検索しますので、これは必須です。

【ポイント2】募集職種の条件を詳しく記載する

どの職種で採用するか、勤務体系はどうか等の情報を盛り込む必要があります。

雇用形態
正社員なのか、非正規雇用・アルバイト採用なのかを記載する
職務内容
営業職・事務職などの区分けをする
勤務時間
日勤・夜勤もあるのかを記載する
給与
月給制なのか時給制なのか、残業手当・賞与はあるのか、などを記載する
休暇日
週休二日制・完全週休二日制・お盆・年末年始休暇はあるのか、などを記載する

実際に働いた時にどのような条件になるのかを記載する部分になりますので、できるだけ具体的に記載した方が応募数も増加します。

【ポイント3】具体的な採用基準を記載する

ユーザーのニーズに合った求人を表示させるには、募集要項に必要な情報を盛り込む必要があります。

採用側と求職者側の擦り合わせのポイントになるので重要な部分です。

(例)
・学歴:高卒以上or大卒以上
・スキル:採用する際に求める基準はあるか
・就業経験:未経験でもOKか

詳細に書けば希望のキーワードで表示されるという保証はありませんが、自社の求人情報をどのキーワードで表示させたいかによって書き方なども変わるため、事前に記載方法を決めておくといいでしょう。

まずはどのキーワードで表示させたいのかを大まかに決めておくと、狙ったターゲットに届く求人票を作成することができますよ。

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Indeed広告でのターゲティング設定ができない以上、どこまで求人情報にこだわるかという部分は成果を出すために非常に重要です。

Indeedのアルゴリズムにマッチするように求人内にキーワードを盛り込むなども大切ですが一番大事なのはユーザー視点で求人を考えることです。

応募してくれるユーザーに対して求人が魅力的ではない場合、クリックされても応募まで至らない可能性があります。

費用を抑えて良い人材を採用するためにも、ユーザーにとって「分かりやすく魅力的」な求人を作りを心掛けましょう。

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【必見】Indeed(インディード)の求人掲載方法と6ステップ

Indeedキャンペーン運用のコツと新機能

indeed キャンペーンの画像

Indeedのキャンペーンの分け方と作成方法がわかったところで、次に運用するためのコツや最新情報を確認しましょう。

Indeedキャンペーン運用のコツ

Indeedのキャンペーンを運用していくための重要な2つのコツを紹介します。

キャンペーンが活かせる求人を知る

Indeedキャンペーンを運用していくうえで、「キャンペーンが活かせる求人は何か」を知っておきましょう。

Indeedの求人で多い職種は営業職、事務職、管理職などで、エリアであれば「東京」「大阪」です。

キャンペーンを作るときに職種だけでまとめてしまうと、人気の職種に集中してIndeedの効果が発揮しにくくなるため、例えば営業職と事務職と管理職の求人を出すのであれば、「営業職」「事務職」「管理職」とキャンペーンを別々に出すといいでしょう。

例)東京(営業職)東京(事務職)など

キャンペーンを職種別に出す理由は、複数の職種をひとつのキャンペーンにまとめてしまうと、人気の職種だけクリックされてしまい、他の職種の広告予算がなくなってしまう可能性があるからです。

全国で求人を出す場合は、求人数の多いエリアはひとつのキャンペーンにして、求人数の少ないエリアは複数でまとめるといいかもしれません。

例えば「東京」「埼玉、神奈川、千葉」のように、キャンペーンを分けることで広告予算の偏りを調整できます。

設定を見直し効果改善を繰り返す

Indeedキャンペーンの効果があまり出ていないと感じたら、設定を変更したりキャンペーンを組み直したりするといった改善が必要です。

設定変更や改善ができたら、状況を見て効果が出たかどうかを確認しましょう。

Indeedアナリティクスや広告キャンペーン機能を使うと、改善したあとに応募数やクリックされた回数などが確認できます。

キャンペーンを改善するときに注目するポイントは、キャンペーンを細かく分割しすぎないことと、求人の難易度を合わせることの2つです。

キャンペーンを分割しすぎると管理が大変になるだけでなく、求人の数が増えてしまいIndeedの表示回数が増えにくくなります。

求人の難易度に差がありすぎると、難易度の低い求人だけが極端に多く表示されてしまったり、必要な求人の表示回数が低くなったりする可能性があるのです。

Indeedキャンペーンを設定して効果が出なかったら改善することを繰り返すと、Indeedキャンペーンの効果が発揮されて成果につながります。

新機能「目標設定型キャンペーン」

目標設定型キャンペーンはキャンペーンを作成する機能が拡張されたことにより、予算設定をする前でもキャンペーンの目標を設定できるようになりました。

目標設定型キャンペーンでは、バランス、応募数最大化、目標応募数、目標応募単価の4つから力を入れたい目標を選び、予算とスケジュールを設定することで目的に沿った運用ができます。

例えば、バランスを重視した目標設定をすると応募数や費用がバランス良く調整され、目標応募数を重視した目標設定にすると、予算と期間内で応募数が最大化されるような設定になるなど、力を入れたい目標に対してIndeed側が予算や掲載期間を設定してくれるのです。

目標達成型キャンペーンを使うことで、予算調整がしやすくなったり、目的に合わせて予算を使えたりするため、管理だけでなくIndeedの運用もしやすくなるでしょう。

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Indeed掲載方法と注意点|応募が増える効果的な求人とは

まとめ

indeed キャンペーンの画像

ここまでIndeedのキャンペーンの作成方法を説明しました。

しっかりとキャンペーン設定を行うことはIndeedの運用が楽になるだけでなく、早い段階で効果を出すことにもつながります。

しかし運用をしてみないことには、「期待するような効果が出るのか」「効果が出るまでどのくらいかかるのか」といったことは分からないというのも事実です。

もしIndeed広告をやってみたけど成果が悪いという場合は、ぜひ一度代理店に任せるという方法を検討してみましょう。

今までかかっていた手間と時間を節約でき、効率的かもしれません。

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