採用担当者必見!絶対に知っておくべき「ダイレクトリクルーティング」とは?
採用担当者のみなさん、こんな悩みを抱えていませんか?
「応募が来ない」
「採用コストを削減したい」
「自社に合った採用方法がわからない」
悩みの多い採用担当者の中で最近話題となっているのが、攻めの採用方法「ダイレクトリクルーティング」です。
求人サイトの運営や採用サイト作成サービスで数多くの会社の採用のお手伝いをしてきた私たちが、ダイレクトリクルーティングの意味からメリット・デメリット、採用の悩み別に御社に最適な採用方法をお伝えします。
今行なっている採用方法で結果が出ない、費用が高い、効果的な採用方法が知りたい方は「ダイレクトリクルーティング」を検討してみてください。
このコラムの目次
話題の「ダイレクトリクルーティング」とは?
「ダイレクトリクルーティング」とはどういうものか、なぜ注目されているのかをみていきましょう。
ダイレクトリクルーティングとは
「ダイレクトリクルーティング」は、新しい言葉のため色々な解釈があります。
・自社採用サイトメインで採用を行う
・会社の情報を充実させ、求職者に興味を持ってもらえるようにする
・求職者を直接スカウトする ・・・など
この記事では、ダイレクトリクルーティングの定義を【企業が採用サイトを作り、求人広告作成から募集・面接・採用まで行うことで、自社の魅力を求職者に直接アプローチできる採用方法】としてお話ししていきます。
なぜ「ダイレクトリクルーティング」が注目されているのか
近年、少子高齢化によって労働人口が年々減少しています。その対策として、企業は良い人材を確保しようと採用活動に力を入れはじめました。求人広告件数が増加したことで、少ない働き手をめぐり採用が激化しています。
せっかく採用できたとしても、売り手市場のため定着しない・企業とのミスマッチにより離職するといったことが起きています。
このような背景があるため求職者に向けて採用サイトや求人広告で自社の魅力をアプローチでき、直接求職者と関係構築できる、「ダイレクトリクルーティング」が注目されるようになりました。
最新のダイレクトリクルーティングとこれまでの採用方法との違い
では、ダイレクトリクルーティングとこれまでの採用方法との違いは何なのでしょうか。
図で比較してみましょう。
【これまでの採用方法】
↓
求人媒体・人材紹介
↓
求職者
これまでの採用方法の場合、求人媒体や人材紹介会社を仲介して求職者からの応募を待ち、自社からの直接アプローチはできない
【ダイレクトリクルーティングの採用方法】
↓
求職者
ダイレクトリクルーティングの場合、求人媒体や人材紹介会社を仲介せず、求職者に自社から直接アプローチができる
これまでの採用方法とは違い、ダイレクトリクルーティングでは採用したい求職者に対し魅力などを直接アプローチする「攻めの採用方法」が可能です。
ダイレクトリクルーティングを検討する前に
知っておきたいメリット・デメリット
ダイレクトリクルーティングを検討する前に、知っておくべきメリット・デメリットについてそれぞれ解説します。
メリット
◆採用コストの削減が可能
求人媒体や人材紹介会社などこれまでの採用方法を利用する場合、広告の掲載期間・媒体・広告枠・入社が確定した場合にコストがかかります。
特に求人広告の場合、結果が出ている出ていないに関わらず、掲載費用がかかってしまいます。
一方ダイレクトリクルーティングは、企業が自らサイトを作成し、求人広告作成から採用まで行うため、その部分にかかっていたコストを抑えることができます。
◆ノウハウがたまり、自社採用力を向上できる
採用手段として求人媒体や人材紹介会社を利用した場合、広告作成から会社の紹介などを任せることになります。
そのため思うような結果が出なかった場合、「自社のアピールポイントが悪いのか」「求人票の内容が魅力的ではないのか」など、どこを改善すれば良いのか具体的な課題や改善案がわからないままになってしまいます。
ダイレクトリクルーティングを行なった場合、企業が採用サイト・求人広告作成から採用まで行うことで、自社の魅力を求職者に直接アプローチすることができます。
そのため自社で採用サイトやスカウトメールを作成する時間や手間はかかりますが、なぜその採用が成功したのかなどのデータやノウハウをためることができます。
それにより課題分析、改善、実行といったPDCAを回すことができるので自社の採用力の向上につなげることができます。
◆求職者と会社のミスマッチを減らせる
ダイレクトリクルーティングは企業と求職者の間に仲介会社がないので、欲しい人材に対し自社の魅力や伝えたいことを直接アプローチすることができます。
それにより離職の原因となる、求職者と会社の仕事内容・待遇・会社の風土のミスマッチを減らし、定着率の向上につながります。
デメリット
◆採用担当者の負荷が増える
ダイレクトリクルーティングにおける最大のデメリットは、採用担当者の負荷が増えることです。
これまでの採用方法では主に「媒体の選別・書類選考・面接・合否の判断」でした。
しかし、ダイレクトリクルーティングではこれまで他社に依頼していたものも全て自社で行う必要があります。
求人情報やスカウトメール、自社の紹介などを作成したり、蓄積された採用活動データの分析・改善も増えてくることが予想されます。
◆短期的ではなく長期目線で取り組む必要がある
ダイレクトリクルーティングは自社の持つ「採用力・採用ノウハウ」によって成功率が変わってきます。
企業が長期的な目線で自社の採用活動の課題点を改善しながら、求めている人材に自社へ興味を持ってもらうことが大切です。
また採用が成功してもしなくても、長期的に取り組みながら「採用力・採用ノウハウ」を養っていく必要があります。
ここまでダイレクトメリクルーティングのメリット・デメリットを紹介してきました。自社の採用方法の選定に役立ててみてください。
【採用担当者必見!】悩み別にオススメする 御社に最適な採用方法
最後に、採用の悩み別に御社に最適な採用方法の選び方を紹介します。
《原因》求人情報が魅力的でない、会社の魅力が伝わってない、媒体選別が適切ではない
《解決策》求人媒体・掲載情報の見直し、欲しい人物像の設定、会社のアピールポイントの見直し
《最適な採用方法》求人広告・人材紹介・人材派遣・ハローワーク・ダイレクトリクルーティング・SNSの活用・リファラル採用
《原因》人材が定着しない、費用対効果の測定ができていない、予算が適切に使われていない
《解決策》人材を定着させる、費用対効果の把握、予算配分の見直し、コストが抑えられる別の方法を試す
《最適な採用方法》人材派遣・ハローワーク・ダイレクトリクルーティング・SNSの活用・リファラル採用ん>
《原因》自社を知ってもらうきっかけを作れていない、採用方法を変えていない
《解決策》採用方法を見直す、会社情報を発信し、魅力を伝えられる方法を取り入れる
《最適な採用方法》ダイレクトリクルーティング・SNSの活用
まとめ
これまでの求職者からの応募を待つ「待ちの採用方法」とは違い、ダイレクトリクルーティングでは企業が自社の魅力を求職者に直接アプローチできる「攻めの採用方法」が可能になります。
採用方法の違いや自社の採用課題を知り、御社が欲しい人材を採用できる最適な方法を探してくださいね。