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Googleしごと検索4つの特徴と登録・掲載方法を解説

googleしごと検索 使い方の画像

「Googleしごと検索」は、Googleが提供している求人検索システムです。

「Googleしごと検索」は求職者、採用企業ともに無料で利用でき、 Googleの検索結果に求人情報が表示できることから、幅広い求職者に対して自社求人をアピールできるでしょう。

この記事ではGoogleしごと検索の特徴や使い方を踏まえて、どのようなメリットがあるのかを紹介します。

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Googleしごと検索とは?サービス概要と使い方

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Googleしごと検索では検索結果の上位3位までしか表示されませんが、3位以下は「他〇〇件の結果」から閲覧可能で、詳細情報からは絞り込み機能で求職者の求める情報を検索可能でき、上位3位を獲得できなくても求職者への効果が期待できます。

Googleしごと検索では何ができるのか、使い方を踏まえながら紹介します。

Googleしごと検索のサービス

「Googleしごと検索(Google for Jobs)」は、アメリカで2017年6月から始まり、日本では2019年からサービスを開始した無料求人サービスです。

Googleしごと検索では、仕事や求人に関連したワード「地域+職種+求人」で検索することで、関連ワードにマッチする求人情報を検索結果にまとめて表示でき、Googleの位置情報が有効になっていれば、地域を入れなくても「職種+求人」で検索することで、現在地近くの求人情報を表示してくれます。

求人検索で表示される情報は、インターネット上で公開されている「転職求人サイト」や「企業の求人採用ページ」などから、検索エンジンがインターネットを巡回して情報収集するプログラム(クローラー)が収集した情報で、これらを通常通りの青色のリンクではなくプルダウンで多くの情報が表示される「リッチリザルト」と呼ばれる求人専用枠に表示される仕組みです。

例えば「世田谷区 保育士 求人」で検索すると、下記のようなリッチリザルトが検索結果ページの上段広告エリアの次に表示されます。

他の検索結果よりも目立つ場所に表示されるため、求職者の目に留まりやすいでしょう。

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Googleしごと検索では検索結果の上位3位までしか表示されませんが、3位以下は「他〇〇件の結果」から閲覧可能で、詳細情報からは絞り込み機能で求職者の求める情報を検索可能でき、上位3位を獲得できなくても求職者への効果が期待できます。

Googleしごと検索の使い方

企業が「Googleしごと検索」に求人情報を掲載したい場合、企業は自社ホームページに掲載されている求人情報があれば、無料で「Googleしごと検索」に掲載してもらうことが可能です。

自社ホームページにある求人情報を「Googleしごと検索」に掲載したい場合、Googleしごと検索が定めた書式に則って、プログラムを書き換える「構造化」を行なう必要があります。

プログラムの書き換えはある程度のWeb制作に関する知識が求められますが、Googleしごと検索に対応した一部の求人サイト制作ツールを使えば、プログラミング知識がなくても構造化を行うことができるでしょう。

検索結果で表示されるリッチリザルトの求人情報は、今のところ上位3件だけですが、その中の情報をクリックして次の詳細画面へ進むと、条件に一致する求人情報が表示される仕組みです。

Googleしごと検索によって表示される求人情報は、企業ロゴ・職種・会社名・勤務地・求人情報の提供元・掲載日・給与・雇用形態など複数の要素で構成されています。

企業が「Googleしごと検索」に求人情報を掲載したい場合、企業は自社ホームページに掲載されている求人情報があれば、無料で「Googleしごと検索」に掲載してもらうことが可能です。

※詳しくはこちら→【求人をGoogleしごと検索(Google for Jobs)に無料で掲載する方法】

Googleしごと検索4つの特徴

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Googleしごと検索の大まかな使い方が分かったところで、ここからはGoogleしごと検索にはどのような特徴があるのかをみていきましょう。

他の求人検索エンジンとは何が違うのか、利用料金や利用者数などから詳しくみていきます。

検索ページの上位に表示される

インターネットに求人広告を表示する際は「検索上位」が注目されますが、上位表示とは「ユーザーが求人を探して検索を行った時に検索結果の上位に表示されるかどうか」を指す言葉です。

Googleの場合、ユーザーに価値を提供しているページを上位に表示させるアルゴリズムを採用していますが、今はどの企業も検索で上位に表示されるようなSEO対策を施しているため、新しく立ち上げたサイトが上位に表示されるのは難しい傾向にあります。

しかしGoogleしごと検索の場合、SEOとは関係なく検索結果の上部に表示されるため、常に求職者の目につきやすい場所に表示され、サイトパワーがなくてもユーザーの目に止まりやすい特徴があるのです。

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参考:Statcounter Global Stats - Browser, OS, Search Engine including Mobile Usage Share

多くの方がスマートフォンを持ち、インターネットを使うことが当たり前になった今では、転職サイトなどに訪問せずに、検索エンジンで直接「職種名」や「勤務地」などを入力して、仕事探しする人も増えているのです。

検索エンジンとして利用する機会の多いGoogleの検索結果に直接反映される上、Googleの検索結果では自動的にGoogleしごと検索に掲載された求人が上位に表示されるため、ネットユーザーに自然と浸透してきていると考えられます。

検索をしたとき、検索結果の上位サイトから開くユーザーが少なくないため、自然に目に触れやすい点も魅力の1つです。

Googleしごと検索では、Googleに掲載されている企業レビューが求人と一緒に表示される仕様となっているため、企業レビューの数値が高い企業であれば、求職者もより安心して応募できるでしょう。

反対にレビューが悪い場合には、従業員の満足度をどのように高めていくかを考えることで、応募の増加が期待できるのです。

企業の魅力を第三者の声で求職者に伝えられ、求職者からの信用を得られやすいことから、Googleしごと検索は多くの求職者から利用されています。

参考:2023年|国内の検索エンジンシェア率ランキングTOP10! Google以外に注目すべきは? | 株式会社PLAN-B

Googleアナリティクスと連携できる

Googleアナリティクスとは、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールで、Webサイトへのアクセス状況をさまざまな視点から分析することが可能です。

Googleアナリティクスを用いたアクセス解析は、サイトに訪れたユーザー像を可視化し、ユーザー行動を把握する目的で行われます。

例えばユーザーの性別や年齢や地域といったデータを取得することで、自社サイトにどのような人が興味を持っているのかを知ることができ、場合によっては、ユーザーの属性に合せてサイトのデザインの変更やセールスコピーの改善につなげることが可能です。

他にもGoogleアナリティクスでは、採用サイトや求人広告に何かしらの施策を打った際、効果がどれくらい出ているかを検証できるため、コンテンツSEOでの流入施策を実施した際に、実際どれくらいサイトへユーザーが流入しているかも可視化し分析できます。

Googleアナリティクスと連携すれば、Googleしごと検索が検索結果ページに表示された回数やクリック数の確認や改善に活かせる点がメリットです。

Googleしごと検索の登録・掲載方法

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Googleしごと検索は無料でありながらGoogleと連携していることから多くの求職者が利用しており、Googleから提供されているさまざまなサービスと連携できることがわかりました。

ここからは、Googleしごと検索の登録方法と自社求人の掲載方法を紹介します。

採用ページを作成する

まずはじめに、自社の採用ページを作成しましょう。

Googleしごと検索との連携を前提に作成するのもよいですが、自社の採用ページを作成・運用することで、Googleしごと検索以外の求人サイトを利用する際にも役立ちます。

採用サイト作成の際は、以下の要素を踏まえて作成するとスムーズに採用サイトの作成を進められ、応募者を募りやすい採用サイトに仕上げることができるでしょう。

・採用ページの目的を明確にする

「Googleしごと検索との連携」以外に、採用ページを作成する目的を明確に決めておきましょう。

「応募者数の増加」「自社が欲しい人材の確保」「採用ミスマッチの減少」など、採用ページの目的を明確にすることで、採用ページの方向性が決まります。

・採用したい人材のターゲット像を明確にする

次に「どのような人材を獲得したいのか」をより具体的にイメージしましょう。

コミュニケーションスキルを持つ人材というだけではなく、「人前で自分の意見を堂々と伝えられる」「初対面の人とでもすぐに打ち解けられる」といった人物像を明確に決めておくことが重要です。

・掲載する情報の整理

「自社が掲載したい情報」と「求職者が求めている情報」を擦り合わせて、何を掲載するべきかを整理しましょう。

会社としてどうしても掲載しておきたい情報だったとしても、求職者からのニーズがほとんどない情報もあるため、求職者目線に立って掲載する情報を決めることがポイントです。

※詳しくはこちら→【【採用サイトの成功事例7選】初心者必見!作成・運用のポイントとは】

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まとめ

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Googleしごと検索は無料で利用できながら、Googleから提供されている豊富なサービスとの連携できる点から、採用活動において有効なサービスです。

既に自社の採用ページを作成してある場合、構造データを埋め込むことでGoogleの検索結果に自社求人を表示できる点だけでも大きなメリットといえます。

この記事を参考に、Googleしごと検索の利用を始めてみましょう。

Googleしごと検索を始めるなら、Googleしごと検索と連携できる採用管理システムのトルーがおすすめです。

トルーでは、Indeedや求人ボックスなど複数の求人情報検索エンジンと連係しており、採用サイトや応募フォームを簡単に作成できるため初心者でも簡単に扱うことができます。

求人検索サイトの広告パフォーマンスを分析できる機能や応募者の管理機能だけでなく、LINE応募や求人票、応募者のCSV一括ダウンロードなども使用できるため、担当者に適した活用が可能です。

Googleしごと検索と簡単に連携できる点を活かせるトルーの活用を検討しましょう。

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