Indeedへ連携しよう!企業のメリットとクローリング方法を解説
求職情報サイトの「Indeed」には、自社の求人情報を連携させる機能があります。
自社の採用ページとIndeedの連携機能を組み合わせることで、効果的な採用活動が実現できるでしょう。
この記事では自社の求人情報をIndeedへ連携させる条件と方法、Indeedと連携したときの注意事項を解説します。
Indeedと自社の求人情報との連携を活用して、採用活動の効果をより高いものにしましょう。
目次[非表示]
Indeed連携とは
Indeedへの連携とは、どのような機能なのでしょうか。
Indeedへ求人情報を連携する機能と、Indeedへ連携できるサイトについて解説します。
Indeedへの連携とは
Indeedへの連携機能とは、Indeedで検索を行ったときの検索結果に、自社サイトなどのIndeed以外の媒体で掲載している求人情報を反映させることを指します。
Indeedへ自社の求人情報を掲載すると文章を中心としたのシンプルなページが表示され、Indeedへ自社の求人情報を連携させることが可能です。
検索結果から自社の求人ページへ求職者を誘導させることができるでしょう。
Indeedに連携できるもの
Indeedで連携させることができるサイトには何があるでしょうか。
求人募集する自社サイト
現在進行形で募集をかけている自社サイトの求人情報のページを、Indeedに連携させることができます。
Indeedと自社サイトを連携させるためには、Indeedの規約に沿って自社サイトを作成しておかなくてはいけません。
差別的な内容や虚偽の情報を掲載した求人情報など、Indeedの求人掲載に関するガイドラインに違反する求人情報は連携させることができないのです。
※詳しくはこちら→【最近よく耳にするIndeed(インディード)の意味や使い方は?】
Indeedに連携した場合の企業のメリット
Indeedに自社サイトを連携した場合、企業にはいくつかのメリットがあります。
具体的にどういったメリットがあるか見ていきましょう。
無料で利用できる
有料で利用することが前提の求人サイト・求人検索エンジンは少なくありませんが、Indeedは無料で利用することが可能です。
検索画面に表示されにくくなるというデメリットもありますが、Indeedの無料掲載は掲載期間を定められていないため、求人情報を長期に渡って掲載できます。
長期で募集をかけても無料で利用できるのは大きなメリットといえるでしょう。
応募者増が期待できる
Indeedの公式ホームページのコラムによると、Indeedは国内最大級のアクセス数を誇り、日本国内で約2000〜3000万以上訪問されている求人検索エンジンです。
インターネットを見て就職活動する人が増える中、「まずはIndeedを見る」という流れができています。
手軽に見られて応募できるIndeedを活用する人が少なくないため、Indeedと自社サイトを連携することで応募者の増加が見込めます。
求人広告費を削減できる
Indeedの無料プランなら費用がかからないため、求人広告費の削減に貢献できます。
またIndeedの有料プランは、求職者に自社の求人がクリックされたときにだけ費用が発生する「クリック課金制」の料金体系です。
Indeedと自社サイトを連携することで広告単価を予算ごとに設定できるため、予算を使いすぎるということは少なくなるでしょう。
※詳しくはこちら→【Indeedに掲載される仕組みと運用方法|表示回数が増える条件とは】
Indeedに自社求人情報をクローリングさせる方法
ここからは、実際にIndeedに求人情報をクローリングさせるにはどのような方法があるのかを解説します。
【方法1】クローリングを待つ
Indeedに限らず、検索エンジンには「クローラー」と呼ばれるWebページを読み込んで、Webページの情報を複製し保存するプログラムがあるのです。
クローラーは、日常的にインターネットを巡回し、Webページの情報収集を行います。
自社の求人ページをインターネットに公開することで、Indeedのクローラーが情報を収集して、Indeedの掲載基準に合致していればIndeedの検索結果に反映されます。
しかし、クローラーがいつ求人情報を収集するかは分かりません。 場合によっては、いつまで経っても求人情報が検索結果に反映されないこともあります。
【方法2】クローリングを申請する
Indeedに自社の求人情報を反映してもらう方法に、自社の求人情報に対してクローリングを申請する方法があります。
自らクローリングを申請することで、Indeedのクローラーが求人情報を収集するまで待つ必要がなくる点は大きなメリットです。
申請さえ通ればすぐに検索結果に求人情報が反映されます。
クローリングの申請方法
1. Indeedのトップページにある「求人広告掲載」をクリックします。
2. 求人掲載に関するページに遷移したら、ページ内にある「無料で求人掲載する」をクリックしましょう。
3. 次にアカウントの詳細ページに遷移します。アカウント詳細のページでは「ご質問はこちらまで」をクリックしてメール欄を表示します。
4. 件名に「クローリング依頼」、本文に求人情報のURLを記載し送信して、申請は終了です。
Indeedの審査が通れば、検索結果に求人情報が反映されます。
Indeedのアカウント情報の入力は後からでも可能です。
クローリングの申請をした後にアカウントを作成することもできるため、やりやすい方法を選びましょう。
Indeedのアカウントを作成すると、求人情報の運用についてIndeedのサポートが受けられます。
※詳しくはこちら→【Indeedの採用成功のカギは【クローリング】にあり!有効活用する裏ワザ】
【方法3】Indeed連携仕様のATS(採用管理システム)を使う
Indeedで自社求人情報をクローリングさせる方法のひとつに、Indeedと連携できるATS(採用管理システム)を使う方法があります。
ATS(採用管理システム)とは、採用に関する業務をまとめて管理するシステムです。
Indeed連携仕様のATS(採用管理システム)なら、ATS(採用管理システム)上で作成した求人情報を自動でIndeedに掲載することができます。
Indeedに掲載する求人情報を一から求人を作成する手間が省けるだけでなく、採用に関わる情報を管理できるため採用の効率化もできるでしょう。
Indeed連携に対応しているATS(採用管理ステム)の例
ATS(採用管理システム)を活用することで、業務効率化や応募者の増加が期待できます。
ATS(採用管理システム)は多くのサービスが存在しており、サービスによって特徴はさまざまですが、ここでは「ジョブオプ採用管理(Lite)」「ジョブギア採促」「トルー」の3つを見てみましょう。
ジョブオプ採用管理(Lite)は、求人や採用に関する課題を1か所にまとめて解決できる採用管理システムです。
複数の媒体で求人している情報を一括管理できる応募管理や、面接スケジュールの設定や応募者への採用結果を自動通知する面接管理、採用情報の可視化やレポート出力など、機能が充実しています。
さらにジョブオプ採用管理(Lite)で作成した自社サイトは、Indeedが提示するファイル形式で3時間に1回の間隔で求人情報がデータ配信され、Indeedの無料掲載に自動転載することが可能です。
ジョブギア採促は採用情報と求職者のトレンドを意識した、採用課題を解決する採用サイト構築サービスです。
ジョブギア採促で構築した採用サイトを、自社サイトやイーアイデムなど他メディアと連携することで、効率よく人材を募集できます。
IndeedやGoogleしごと検索といった求人検索エンジンにも対応しているため、幅広く求人情報を出すことで、効率よく就職者を募集することが可能です。
ジョブギア採促にも「ジョブギア採用管理」という採用管理する機能があり、求人媒体と応募情報を一括管理することができるため、応募者への対応がスムーズになったり、重複応募者の二重対応といった手間を削減できたりといったメリットがあります。
トルーは低コストで利用できる採用マーケティングツールです。
月額1.5万円という低コストで採用サイトをかんたんに作成できます。
ほかにもLINE応募に対応していたり、応募者情報をCSVでダウンロードができたりなど、機能が豊富です。
トルーで作成した採用サイトはIndeedや求人ボックスといった求人検索エンジンと自動連携するため、より効率的な採用ができるでしょう。
さらに、トルーを使用するうえで不安なことをカスタマーサポートが使用方法をアドバイスしてくれたり、ツールの使用方法を質問できたりと、採用課題を相談しながら採用サイトを作るサポートがあるのもメリットです。
※詳しくはこちら→【Indeedに掲載される仕組みと運用方法|表示回数が増える条件とは】
Indeedに自社求人を掲載するための条件
Indeedに自社の求人を掲載する条件とは、何でしょうか。
掲載する内容や求人ページに掲載しなければいけない情報など、Indeedで自社の求人を掲載する条件を解説します。
求人情報はHTML形式にする
自社サイトの求人情報が書かれたページに画像データやPDFファイルを使用するではなく、HTML形式にすることがIndeedへの掲載条件のひとつです。
例えばIndeedが読み込んだWebページが画像データの場合は、画像としてIndeedのプログラムに判断されてしまいます。
Indeedの検索プログラムに画像と判断された場合、画像データとして情報を収集されるので求人情報が画像に記載されていてもプログラムに認知されないのです。
求人情報はHTML形式で記載しましょう。
応募ボタンを設置する
Indeedでは、求人情報を見た求職者が簡単に応募できる内容が「良い」とされる傾向があります。
簡単に応募ができる求人内容であるかどうかの判断材料として、Indeedのプログラムは応募ボタンの有無をチェックしているのです。
求人情報を見た求職者がすぐに応募できるように、求人情報のページには応募ボタンを設置しましょう。
応募ボタンがない場合、Indeedに求人情報としては検知されても掲載基準に合致しないため審査が通らずに掲載されない場合があります。
無料かつユーザー登録不要にする
求人媒体によっては、掲載している求人媒体に会員登録しなければ求人の詳しい情報が見れなかったり、求人に応募できなかったりすることもあります。
求職者が媒体へ登録しなければ詳細の確認と応募ができない求人情報は、Indeedへ掲載することができません。
求人情報の詳細を確認したり、求人に応募したりするために料金が発生する求人ページも、掲載不可です。
Indeedへの掲載は利用が無料であり、かつ会員登録が不要であることが条件と覚えておきましょう。
職務内容・勤務地を明記する
Indeedに掲載できる求人情報は、実際に雇用している職種であり、求職者が働く職場の情報を記載している必要があります。
・仕事内容
・雇用形態
・給与
・勤務時間
・曜日
・休日
・勤務地
・最寄駅
といった勤務に関する詳細な情報を、必ず求人情報に記載しましょう。
1職種1勤務地1URLにする
Indeedでは、複数の勤務地の情報をまとめて掲載することができないため、同じ地域に複数あるチェーン店の求人を出す際にも、店舗ごとに求人ページを作成する必要があります。
同じ店舗で異なる職種の求人を募集するとしても、職種1つに対して1つの求人ページを作成しなければなりません。
さらに、求人1つに対して個別のURLを作成する必要があります。
1職種1勤務地1URLにすることで、Indeedを利用する求職者と求人情報のマッチ精度をより高くなる仕組みです。
詳しくはこちら【Indeed掲載方法と注意点|応募が増える効果的な求人とは】
Indeed連携における注意事項
Indeedに求人情報を掲載するにあたって、気を付けなければならないポイントには、どのようなものがあるのでしょうか。
Indeed連携に関する注意事項には、何があるのか解説します。
求人情報の管理の手間が増える
Indeedに掲載できる求人情報は、1つの求人に対して求人ページを1つずつ作成する必要があります。
勤務先の場所や募集している職種、勤務する条件が異なる場合は、条件や職種に対してそれぞれ求人ページを作成しなければなりません。
求人募集をストップしたり、募集条件が変わったりした場合は、その都度求人情報を修正してクローリングを申請する必要があります。
求人を募集したい職種や勤務地が複数ある場合は、取り扱う求人情報が増えるため、求人の管理の手間も増えるでしょう。
Indeed連携の管理を削減するための方法
Webページを構成する情報の保存と管理ができるCMSというシステムがあります。
求人情報を更新するたびに自動的にIndeedに情報を送信することができる「採用CMSサービス」を導入することで、更新の手間を減らすことが可能です。
採用CMSサービスとは、求人サイト向けにデザインや機能がパッケージされたCMSサービスで、Indeedをはじめとして「Googleしごと検索(Google for Jobs)」や「求人ボックス」などの求人情報の検索エンジンへのクローリングに対応しています。
採用CMSサービスを利用することで、求人情報の管理と更新をスムーズに行えるようになり、管理の手間を減らすことができるでしょう。
まとめ
自社の求人情報をIndeedに連携する方法について解説しました。
Indeedに求人情報を連携することで、自社の求人情報のアクセス数を伸ばすことが期待できるため、幅広い人材と自社が欲しい人材のマッチングも可能になるでしょう。
自社のニーズにマッチした人材を獲得するために、Indeedへの求人情報の連携を考えてみてはいかがでしょうか。
Indeedの運用や連携が難しいなら、トルーにお任せください!
「トルー」なら、Indeedをはじめとする6大求人検索エンジンに自動で連携される自社採用サイトの制作が月1.5万円から可能です。
既存の自社採用サイトに「トループラグイン」機能を使って、Indeedと自動連携される求人情報ページを追加制作することもできます。
Indeed広告代理運用プランもあります。