採用サイトのキャッチコピー・コンセプト|作り方と事例15選
採用サイトの顔とも言えるほど重要な役割を果たすキャッチコピー。
どのようにすれば求職者が応募したくなる良いキャッチコピーやコンセプトが作れるのかと、頭を悩ませてはいませんか?
多くの採用サイト作成や採用選考に関わってきた私たちが、キャッチコピー・コンセプトの定義からその作り方やコツ、記憶に残るキャッチコピーを打ち出している企業15社まで詳しくお伝えします。
この記事をよく読んで、自社の採用を成功に導く採用サイトの作成に活かしてくださいね。
このコラムの目次
キャッチコピーとコンセプトの定義と採用サイトに必要な理由
まずは、キャッチコピーとコンセプトのそれぞれの定義と採用サイトに必要な理由をみていきましょう。
キャッチコピーとは
キャッチコピーを一言で言い表すと「売り文句」です。
どんなに素晴らしい会社であっても、キャッチコピーがターゲットに伝わらなければ意味がありません。
自社の雰囲気や理念、特徴などを視覚的・感情的に訴えるために、キャッチコピーが使われます。
求職者に興味を持ってもらえるかどうかは、キャッチコピーの魅力度次第だと言えるでしょう。
コンセプトとは
一方コンセプトとは、「誰に」「何を」「どうやって」提供するかを定めた指針のことです。
コンセプトが定まっていないと、確実に狙いたいターゲットに情報が届かず、誰の心にも刺さらない中途半端な採用サイトとなってしまいます。
求める人材や理念、キャッチコピー、デザインといったあらゆる要素がコンセプトに沿っているからこそ、まとまりのある採用サイトに仕上がるのです。
コンセプトは、いわば採用サイトを作る際の骨組み・設計図と言えるでしょう。
採用サイトにキャッチコピーやコンセプトが必要な理由
優れたキャッチコピーには、ひと目見ただけで「もっとこの会社のことを知りたい!」と思わせる力があります。
また、社風を端的に伝えるための媒体としても活用できるため、どのような人材を求めているのかを求職者に直接伝えることができます。
したがって、キャッチコピーは求職者と会社のミスマッチを未然に防ぐ役割も持っているのです。
そして、優れたキャッチコピーを作るためには、その土台となるコンセプトを綿密に作成しておく必要があります。
コンセプトは採用サイト作りの設計図とも言えるため、ターゲットの心に響く魅力的なサイトを作るためにもコンセプトは入念に練らなければいけません。
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良いコンセプトの6つの特徴と作り方
続いて、良いコンセプトに共通して見られる特徴とその作成手順について紹介していきます。
良いコンセプトの6つの特徴
ベストセラーのビジネス書作家であるハース兄弟は共著『アイデアのちから』で、良いコンセプトには6つの特徴があると述べています。
書籍内では、印象的なメッセージを残すための極意を、6つの特徴の頭文字をとって「SUCCESsの法則」と呼び、以下のように説明がなされています。
«SUCCESsの法則»
・単純性(Simple)
とにかくわかりやすく、誰もが記憶できるようなコンセプトにしましょう。
・意外性(Unexpected)
予測のつかない、あっと驚くようなものに人は興味を持ちます。
・具体性(Concrete)
データや数値を使って説得力を持たせましょう。
・信頼性(Credible)
安心感やリアリティを与えるためにも、信頼してもらうことは重要です。
・感動性(Emotional)
人は、最後は論理ではなく感情で物事を判断します。
事実を羅列するのではなく心を揺るがすようなストーリーを作りましょう。
これら6つの特徴をコンセプトに含むことで、良いコンセプトを作成することができます。
ぜひ1度、自分たちが作ったコンセプトにこれらが含まれているか確認してみてくださいね。
コンセプト作成の流れ
ターゲットを明確にする
まずは、「誰に」ターゲットを絞るのかを明確にしましょう。
新卒採用なのか、中途採用なのか、未経験者歓迎なのか、経験者のみを募集するのか、といった具体的なターゲットの絞り込みを行います。
ターゲットが違えば当然伝えるべきメッセージも異なります。
伝えたい情報を確実に相手に届けるためにも、「誰に対してメッセージを送るのか」を明確にすることは非常に重要です。
自社の特徴をリストアップする
次に、自社の特徴や強みなどを言語化してリストアップしてみましょう。
先ほど述べたコンセプトの定義の中の「何を」に当たる部分を考えていく工程となります。
採用サイトに載せられる情報は限られています。
自社が最も伝えたい強みや特徴を絞って求職者に伝えなければいけないため、特徴のリストアップとその優先順位付けという作業が必要なのです。
よって、特徴や強みを可視化し、自社のどこが優れているのかを再確認することがとても大切です。
その上で、リストアップした特徴に優先順位をつけていきましょう。
「特にこれは伝えたい!」と思うものをあらかじめ決めておくと、後々のコンセプト作りやキャッチコピーの決定がスムーズになります。
メッセージの訴求方法を決定する
特徴のリストアップまでできたら、次に「どうやって」ターゲットに伝えるのかを考えます。
具体的な仕事風景を見せたいのであれば、動画を用いるのが良いでしょう。
また、1日のスケジュールや体験談を伝えたいのならば、社員インタビューを文字に起こして採用サイトに載せるのも良いかもしれません。
ターゲットや自社の特徴にあわせて独自の訴求方法を選ぶことで、他社との差別化につながりより魅力的なPRをすることができるのです。
採用サイト公開までのスケジュールを決める
最後に、採用サイトを公開するまでの全体のスケジュールを決めましょう。
サイトデザインにこだわりたいのか、データの収集に時間をかけるのか、はたまたキャッチコピーの作成に精を出すのか。
どの工程に時間をかけたいかを決め、そこから逆算していつまでに何を公開するかを明確にしておくことが重要です。
このように予め計画を立てておくことで、不測の事態にも対応できるようにし、質の高いコンテンツを制作することができます。
目を引くキャッチコピーを作る7つのコツ
コンセプトが決まったら、今度はどのようにしたら魅力的なキャッチコピーを作ることができるのかを見ていきましょう。
ここでは、思わず目を引くようなキャッチコピーを作るためのコツを4つ紹介します。
コンセプトに沿ったキャッチコピーを制作することが重要
まずは、コンセプトに沿ってキャッチコピーを考えることが最も重要だ、ということを改めて強く認識してください。
コンセプトで定めた自社が伝えたいメッセージを、ターゲットに伝えられるようなキャッチコピーを作る必要があります。
例えば、新卒採用や未経験者の募集など新しい業種や職種を募集する際は、仕事に対する期待や意欲的な感情を喚起するためにも、新たな夢や希望に満ちた前向きなメッセージを盛り込んだほうが効果的です。
一方、中途採用や経験者募集のターゲットとなるような、すでに社会人を経験している人は、求めるスキルや業務内容を重視しています。
そのため実際に仕事をしている姿がイメージできるような、具体的な業務内容をキャッチコピーに入れると効果的です。
コンセプトに沿ってキャッチコピーを制作することで、明確なメッセージ性を持ったキャッチコピーを作ることが可能となり、より多くの求職者の興味関心を引くことにつながります。
キャッチコピーの制作はコンセプトに沿っているかどうかを常に確認しながら進めましょう。
短く鋭い言葉を選ぶ
人間が一度に理解できる文字数は限られています。
ひと目見て興味を持ってもらうためには、その限られた文字数の中でいかに魅力的に見せるかが大切です。
よって、できるだけ短く鋭い言葉を採用し、記憶に残りやすいキャッチコピーにする必要があります。
意外性を演出する
ありきたりな宣伝文句ではターゲットの印象に残りません。
斬新で意外性のある言葉を使うことで、より魅力的なキャッチコピーを作ることができます。
求職者に興味を持ってもらえる可能性がグッと高まるでしょう。
「、」「。」を上手く活用する
句読点(「、」「。」)を活用することで、短い文章の中にリズムが生まれ、言葉に強弱や重みをつけることができます。
このようにして完成したキャッチコピーにはメリハリがあり、読んだ人の頭の中にスムーズに入っていきます。
結果、ターゲットに強い印象を残し、興味を持ってくれるようになるのです。
ポジティブワードを使う
採用サイトを訪れた求職者に自社について良い印象を与えるためには「成功」や「成長」のようなポジティブなワードを使うことが大切になります。
「失敗」や「厳しい」だけのようなネガティブなワードは見ている人に悪い印象を与えてしまうのです。
「失敗」や「厳しい」といったネガティブなワードを「成功」や「成長」など、ポジティブなワードに言い換えることで、格段に印象を良くできます。
ネガティブワードを避け、ポジティブワードをできる限り多く用いましょう。
他社との類似に注意する
自社のキャッチコピーを作る際は他社のキャッチコピーも事前に調べることが重要になります。
なぜなら他社がすでに同じようなキャッチコピーを出している場合、自社のキャッチコピーのオリジナリティが損なわれる可能性があるからです。
逆に競合他社が使っていないキャッチコピーにすると、求職者に自社をアピールしやすいでしょう。
客観的な視点を持つ
採用サイトを作成する際には求職者に「求職者目線で自社の採用サイトがどのように見えるか」を意識しましょう。
自社目線の内容があまりに多いと「自己主張が強すぎる」や「自己満足」などと受け止められてしまい、自社の良いイメージをもってもらおうとした結果、かえって悪い印象を持たれかねません。
そのため、採用サイトを見ている人が「どのような情報が必要なのか」や、自社についてあまり知らない人がサイトを見て「自社の魅力が分かりやすいか」といった「客観的な視点」を取り入れながら作成することがポイントです。
「自分ごと化」が重要。新卒向けキャッチコピーのコツ3つ
新卒採用向けの採用サイトを作成するにあたっては「新卒の学生たちに向けてどのように自社をアピールしたらいいのだろう」といった疑問も少なくないでしょう。
ここでは、採用サイトにおける新卒向けのキャッチコピーのポイントを3つ紹介します。
自身が働く姿を連想できるものにする
新卒の学生は会社で働く経験がないケースも少なくありません。
「会社で働く経験」をしていないがゆえに、実際に自分が会社で働くイメージをしづらいでしょう。
そのため、新卒の学生が自社で働く姿を想像しやすい表現や内容をキャッチコピーに取り入れることが重要です。
例として、株式会社Cygamesの「最高のコンテンツを作る会社」や松竹株式会社の「あなたの仕事は文化になる」などが挙げられます。
この会社で働くやりがい、どのような社員と働くことになるのか、業務内容を連想できるようなものにすると良いでしょう。
成長できる環境をアピールする
新卒で就職を希望する学生のなかには、成長意欲の高い学生も少なくありません。
自社が成長意欲の高い学生を必要としている場合、自社がいかに成長できる環境であるかをアピールできるキャッチコピーを、採用サイトに入れると良いでしょう。
ひらがな・カタカナ・ローマ字をキャッチコピーに取り入れることでシンプルで伝わりやすいメッセージ性をもったキャッチコピーができます。
例として、株式会社オアシスライフスタイルグループの「世界一やりたいことができる会社とは?」や株式会社ジェイックの「”どうせ無理”という言葉がない社会を作ろう」など挙げられます。
ひらがな・カタカナ・ローマ字で強調する
ひらがな・カタカナ・ローマ字をキャッチコピーに取り入れることでシンプルで伝わりやすいメッセージ性をもったキャッチコピーができます。
例として、株式会社USENの「“ツナグ” 過去と未来 人とビジネス 人と人」や日清食品ホールディングス株式会社の「グローバルSAMURAI 結集セヨ。」などが挙げられます。
このようにひらがな・カタカナ・ローマ字表記で、自社のユニークさをアピールすることもできるでしょう。
記憶に残る採用サイトのキャッチコピー15選
最後に、記憶に残る優れたキャッチコピーを使用している企業を15社紹介します。
「個を輝かせろ。ADKを動かせ。」株式会社アサツー・デイ・ケイ
《キャッチコピー》「個を輝かせろ。ADKを動かせ。」
人事、総務・IT事業を行う株式会社アサツー・デイ・ケイ。
その採用サイトを見ると、赤で統一された印象的なデザインが施されており、その中で大きく掲げられているのが上記のキャッチコピーです。
「個を輝かせろ」という言葉から、自分の個性を仕事に活かしてほしいという願いを読み取ることができ、チャレンジ精神の旺盛な求職者をターゲットとしていることが伝わります。
強みを持った仲間を集め、やがて大きな力になって会社を動かしていきたいという会社の理念が込められていることもポイントです。
「ようこそ、ブラックな企業へ。」トゥモローゲート株式会社
《キャッチコピー》「ようこそ、ブラックな企業へ。」
トゥモローゲート株式会社は大阪に本社を置く、採用ブランディング事業を中心に行っている会社です。
「ブラックな企業」という言葉を全面に打ち出しており、「いったいどんな企業なのか?」と求職者の興味を大きく引くキャッチコピーとなっています。
とにかく面白いモノを作るという理念のもと「世界一変わった」会社を築きたいという思いがサイト内で強調されており、一風変わった組織・人に興味のある求職者をターゲットにした良い例だと言えるでしょう。
「電通を、つかえ。」株式会社電通
《キャッチコピー》「電通を、つかえ。」
創業から100年以上続く株式会社電通。
歴史ある会社であるにも関わらず、今まで積み上げてきた固定概念にとらわれず仕事ができる人を募集していることが、キャッチコピーや採用サイト全体から見て取れます。
たった6文字の中に句読点を用いることで、見た人の脳裏に焼き付くような優れたキャッチコピーとなっているのです。
「KEEP YOU WEIRD」株式会社リクルート
《キャッチコピー》「KEEP YOU WEIRD」
多数の事業を展開する株式会社リクルート。
新卒採用サイトに掲載されたこのキャッチコピーは「変人であれ」という意味があり、「個性を認められたい」と感じている多くの若者の興味を引きます。
さらに「変人とはどのような意味だろう?」「もっと知りたい」という気持ちにさせ、キャッチコピーが採用サイトを読み進めるきっかけとして有効です。
「“好きすぎる”は、才能。」株式会社角川グループホールディング
《キャッチコピー》「“好きすぎる”は、才能。」
書籍販売で有名な株式会社角川グループホールディングス。
好きになるということをひとつの才能として認め、「本が好きということを、この会社でなら活かせるかもしれない」そう思わせるようなキャッチコピーです。
また、どんな人材を求めているのかがこの中にギュッと凝縮されていることも評価すべきポイントと言えます。
「Be a Fighter.」「噛みつけ。」株式会社博報堂アイ・スタジオ
《キャッチコピー》「Be a Fighter.」「噛みつけ。」
企業の「ブランド創造」と「顧客創造」を事業とする株式会社博報堂アイ・スタジオ。
白を基調としたシンプルなデザインに、求職者に向けたメッセージが太字のゴシック体で書かれています。
「Fighter(戦士)」として仕事に臨んでほしい。
固定概念や過去の知識に「噛みついて」ほしい。
そのような挑戦的なメッセージがキャッチコピーに込められており、能動的に働きたい求職者の心を揺さぶります。
「最高のコンテンツを作る会社」株式会社Cygames
《キャッチコピー》「最高のコンテンツを作る会社」
ゲーム制作会社としておなじみのCygames。
ゲームというコンテンツを通して、最高のエンターテインメントを提供したいという企業理念がストレートに伝わってくるキャッチコピーです。
「仲間とともにより良いコンテンツづくりに励みたい!」という強い信念を持った求職者をターゲットにしていることが伝わるものとなっています。
「アオい情熱を待っている」伊藤忠商事株式会社
《キャッチコピー》「アオい情熱を待っている」
伊藤忠商事株式会社は繊維、機械、エネルギー、化学品、食料、金融など多岐にわたる事業を展開しています。
キャッチコピーである「アオい情熱を待っている」はカタカタ表記をうまく使用しており、採用サイト全体をキャッチコピーに寄せた青にし「アオい」とカタカナで表現することで自社のオリジナリティを出しています。
自社採用サイトにカタカナ表記の使用を検討している場合、ぜひ参考にしましょう。
「とがった丸になれ、丸紅。」丸紅株式会社社
《キャッチコピー》「とがった丸になれ、丸紅。」
丸紅株式会社は、ライフスタイルから植林・パルプ製造事業、国内での紙・板紙製造販売事業など幅広い分野での事業を行っている企業です。
キャッチコピーの「とがった丸になれ、丸紅。」では「、」「。」を上手く活用していると言えるでしょう。
キャッチコピーは読みやすくなっており、自社の希望する人物像や採用のコンセプトが分かりやすくなっています。
「もっと、しよう。」明治ホールディングス株式会社
《キャッチコピー》「もっと、しよう。」
明治ホールディングス株式会社は、食品メーカーです。
キャッチコピーの「もっと、しよう。」はシンプルで伝わりやすいメッセージとなっています。
「、」「。」の活用や短く鋭い言葉を選ぶことができているため、シンプルな単語でのキャッチコピーを検討している場合に参考になるでしょう。
「超成長」ネオキャリア
《キャッチコピー》「超成長」
ネオキャリアは新卒や中途、アルバイト・パート・派遣の領域からヘルスケア領域などの人材領域で事業を行っている企業です。
「キャッチコピーである「超成長」は、一目でその会社がどういう環境であるか分かりやすく、直球でシンプルな表現であるため、成長意欲の高い新卒の学生に効果的なメッセージといえるでしょう。
「最高を目指す、少数精鋭のチーム」LINE株式会社
《キャッチコピー》「最高を目指す、少数精鋭のチーム」
LINE株式会社はコミュニケーションアプリの「LINE」をメインにインターネット関連事業を展開しています。
「最高を目指す、少数精鋭のチーム」というキャッチコピーは会社が具体的にどのような方向性を持っているかが分かりやすいものです。
具体的には、自社が定めているコンセプトが採用するターゲットに伝えられるキャッチコピーとなっています。
「自社の採用コンセプトを強調したい際の参考となるでしょう。
「その「夢中」が、鍵だ。」株式会社キーエンス
《キャッチコピー》「その「夢中」が、鍵だ。」
株式会社キーエンスは自動制御機器、光学顕微鏡・電子顕微鏡などの製品の開発と製造販売を行う企業です。
「その”夢中”が、鍵だ。」というキャッチコピーには「夢中」と言うキーワードが使用されており、短くシンプルなため、新卒の学生には自社のコンセプトや働く姿が想像しやすいでしょう。
「「面白がり」、求む。」株式会社ディー・エヌ・エー
《キャッチコピー》「「面白がり」、求む。」
株式会社ディー・エヌ・エーはオンラインゲームからヘルスケア、スポーツなど幅広い事業を展開する企業です。
キャッチコピーである「”面白がり”、求む。」では、「求む」という表現を使用することで自社がどのような人物を求めているか、サイトを見ている人に伝わりやすくなっています。
「はじめの、一粒。」サカタのタネ
《キャッチコピー》「はじめの、一粒。」
サカタのタネは花や野菜の種子の研究・開発から品質管理、販売までを行う企業です。
「はじめの、一粒。」はシンプルな表現ですが、思わず「一粒」とはなんだろうと採用サイトを見ている人に思わせるキャッチーなものとなっています。
サイトを訪れた人はサイトをスクロールしてもっと情報を見たいと感じるでしょう。
まとめ
キャッチコピーやコンセプト次第で求職者が興味を持つか持たないかが決まるため、丁寧に決めていくことが重要です。
また、キャッチコピーやコンセプトを明確に設定すれば、狙ったターゲットに響く素敵な採用サイトを作り上げることができます。
一朝一夕でできることではないかもしれませんが、効率的な人材募集をするためにもキャッチコピーやコンセプトを練ることは大切です。
ぜひ今回の記事を参考にして、求める人材の採用に繋がる優れたキャッチコピー・コンセプトを考えましょう。
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