Indeed|自社の求人が表示される仕組みと応募者を集めるテクニック
Indeedで優秀な人材を確保するには、応募を多く集めることから始めなければなりません。
優秀な人材を確保するためには、応募ページに人を集め、さらに求職者にクリックしてもらう必要があるのです。
「Indeedを始めてみたけど思ったよりクリックが集まらない」「どうしたら応募が増えるの?」といった疑問を解決するために、この記事ではIndeed上位表示の仕組みとそのポイントを詳しく説明していきます。
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Indeedの掲載方法別・表示の仕組み
「Indeedを利用しているが、なかなか応募人数が伸びない」とお悩みの採用担当者さんもいるでしょう。
Indeedに求人票を掲載し応募人数を増やすためには、求職者の目に留まりやすくして求職者に求人情報を見てもらう機会を増やすことが重要です。
この記事では、Indeedの掲載方法別・表示の仕組みや求職者の応募を集める3つのポイントについて紹介します。
無料掲載・有料掲載共通の仕組み
検索している人の情報によって表示結果が変わる
無料掲載・有料掲載共通の仕組みは、求職者が実際に検索入力したキーワード×勤務地ワードと、掲載した求人票内のキーワードのマッチング率が高ければ表示されやすくなることです。
Indeedでは求職者の過去の検索・閲覧・応募などの履歴データを蓄積しているため、同じワードで検索したとしても過去の求職者の検索履歴データを元に表示順位が変化します。
企業が求める人材からの応募を増やすためには、求人票に人気のあるキーワードをたくさん使用するのではなく「求人内容に沿った職種・業務内容に関連したキーワード」や「求める人材像を表すキーワード」を記載することが効果的です。
有料掲載の仕組み
クリック単価によって表示位置が変わる
有料掲載は、クリック単価を高く設定するほど求職者の目に留まりやすくなります。
しかし、むやみにクリック単価を上げても応募数が比例して増えるわけではないのです。
クリック単価を上げると表示回数は増えるものの、求める人材にマッチングしない求職者にも表示されるようになります。
クリック単価の調整は予算や採用の重要度を加味しながらキーワード対策と同時に行うことが求められるのです。
無料掲載の仕組み
求人票作成日によって表示位置が変わる
無料掲載では、求人票を作成した日が重視され、作成日が経過するとだんだん表示順位が下がり、一定期間で表示が停止してしまいます。
表示順位が下がらないようにするためには、できるだけ求人票を新しい状態に保つことが必要です。
できれば求人掲載後14日以内に、求人内容を見直して更新すると良いでしょう。
求人票は企業が伝えたい情報を記載するのではなく、求職者が知りたい情報を記載することがもっとも重要だと言うことを念頭に置いて、こまめに求人情報を更新することをおすすめします。
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Indeedでクリックが集まらない理由
Indeedは応募に繋がりやすいように操作しながら求人情報を出しているにも関わらわず、なぜ「クリックが集まらない」ことが起きるのでしょうか。
Indeedでクリックが集まらない理由をみていきましょう。
表示されていない
まず初めに考えられることは、求人が見てほしい人の検索画面に表示されていない可能性が高いということです。
Indeedは、Indeedが現在仕事を検索している人と認識し、検索ワードや行動履歴からマッチングしていると認識されなければ、検索結果で求職者の目に留まる位置に表示されません。
自社の求人が掲載中であれば、 まず現状把握のためにIndeed管理画面上の「表示回数」をチェックしてみましょう。
自社の求人の表示回数を確認することで、検索画面にどれくらい表示されているのかを定量で知ることが可能です。
関心の強い人に向かって配信できてない
ターゲットとして狙ってない人にも表示され、関心度が低い人にも配信されているということもあります。
クリック単価を増額すると確実に表示回数は増えますが、興味関心の低い人にも配信されるようになるため、クリックにつながるとは限りません。
SNS上で全く興味のない栄養ドリンクの広告がいくら表示されていてもクリックしないのと同じで、ただクリック単価をあげればいいと言うわけではないのです。
表示部分の情報が極端に少ない
検索結果で表示される部分の情報が少ないために、求人が見逃されてしまっている可能性があります。
検索結果画面に表示される文言をみても、「何の求人かわからない」「自分のさがしている求人ではないだろう」と捉えられてしまってはクリックにつながりません。
「求人ページに入っている文言と、検索キーワードがマッチしているかどうか」はIndeed側が上位表示のひとつの判断基準です。
表示部分の文言は一目見ただけで理解できる、明確で簡潔な文言を記載しましょう。
求人情報を目立たせる「タグ」を活用できていない
Indeedで応募が集まらない場合、求人情報で注目してほしい項目を「タグ」で目立たせると効果的です。
直接投稿では以下の項目のなかから、手動で3項目まで設定できます。
・社員登用あり
・昇給・昇格あり
・残業なし
・週1日からOK
・週2〜3日からOK
・シフト自由
・高収入
・交通費支給
・即日勤務OK
・急募
・駅から5分以内
業種や職種、求める人材ごとにタグを使い分けることで応募が集まる可能性が高まるでしょう。
多くのIndeed利用者がスマートフォンやタブレットなどモバイル機器からアクセスしており、スマートフォン向けアプリでは「Indeed App」で「タグ」で求人検索ができるという点でも「タグ」活用は効果的と言えます。
Indeedで求職者の応募を集める3つのポイント
Indeedで求職者の応募を集めるにはどうすればいいのでしょうか。
ここからは、3つのポイントを説明していきます。
自社の強みをアピールする
求職者は多数の募集条件を比較し精査して、魅力的な企業に応募します。
自社の強みをアピールできておらず募集条件が競合他社より劣っていると当然、求職者は他社へ応募するでしょう。
競合他社と自社の募集条件を比較する作業を定期的に行いつつ、自社の強みをしっかりとアピールすることが重要です。
具体的な業務内容を記載することや、どのような職場でどのような人が働いているかを画像などを使用して見せて、求職者が働きやすいイメージができるよう求人票や自社Webサイトでアピールしましょう。
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ターゲットが検索&クリックしているキーワードを原稿に入れる
もしIndeedに有料掲載を始めて1ヶ月以上経っているようであれば、「求人アナリティクス」を使って分析しましょう。
求人アナリティクスでは、今まで求人を見た人がどんなキーワードで検索して自社にたどり着いたのかをランキング形式で見ることができます。
分析したキーワードを原稿内に入れ込んで上位表示されたのなら、より関心の強い人に向けて多く表示されるということです。
まだIndeedを始めたばかりの方やこれから始められる方は、求人ノウハウを持っている代理店に相談してみるのもいいでしょう。
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・Indeedの応募が増えるキーワードを見つけ方と求人票作成のコツ
評価の高い掲載ページを作る
Indeedに掲載しているページのクオリティの高さは表示位置に大きく関わります。
写真や動画を掲載したり情報を頻繁に更新したり、求人原稿をより求職者目線で詳しく記載するなど、 求職者から見てわかりやすく、欲しい情報が載っているページにすることが大切です。
1度作成したら終わりというものではなく、 分析をしながら改善していかなければならないため、手間や時間がかかります。
そこでおすすめなのが代理店の利用です。
代理店は数多くの案件を扱っており、求人ノウハウやIndeed運用・Web制作などの知識を持つため、大きな力となるでしょう。
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Indeedの求人の掲載方法と、有料掲載・無料掲載の特徴
Indeedの求人掲載方法は大きくわけて「有料掲載」「無料掲載」があります。
有料掲載と無料掲載それぞれの特徴を確認しましょう。
有料掲載の特徴
・クリック数に応じて課金となる「クリック課金制」でリスクを最小限に抑えることができる
・無料掲載より長く掲載でき、表示回数が多いため、求職者の目に留まりやすくなる
・効果に応じて入札額や上限予算をリアルタイムで調整することができる
・日別・月別のレポートなどパフォーマンスレポートを見ることができる
有料掲載はクリック課金制で、ユーザーのマッチ度に応じて求人を表示する回数が増える仕組みです。
Indeedは運用型広告と似たものにリスティング広告がありますが、リスティング広告はキーワードに入札を付け、Indeedは自社の求人案件に入札を付けるという違いがあります。
入札が高ければ高いほど露出度が高まるため、自社求人を見てもらえる機会が増えるのです。
入札の調整や予算の調整がリアルタイムで自由に行うことができるため、効果や状況に応じてコストの調整ができます。
そのため、一般的な求人サイトのように応募がない、PVが増えない状況でも支払う広告費が発生するようなことはありません。
無料掲載の特徴
・費用がかからない
・求人結果の表示回数や掲載期間が有料掲載より少ない
・既に採用情報がIndeedに読み込まれている場合がある
検索結果の表示回数や掲載期間は有料掲載よりも圧倒的に劣りますが、無料掲載の特徴は何と言っても掲載から採用まですべて無料であることです。
無料掲載には、クローリング型と直接投稿の2通りがあります。
1)クローリング
クローリング型は検索エンジンロボットが自社情報サイトや採用情報を読み込むことでIndeedに掲載される方法です。
Indeed掲載情報を確認してみると、企業側が希望していない場合でも、大手企業や自社で求人サイトを持っている企業のホームページに掲載されている求人情報がIndeedの無料掲載に掲載されている可能性があります。
2)直接投稿
Indeedをチェックしてみて、まだ自社求人情報がIndeedに載っていない場合は、簡易的な求人情報であれば今から登録することが可能です。
直接投稿はテキストのみの形式ですが、無料で求人情報を掲載できます。
自社情報をクリックした時のリンク先を自社ホームページの採用情報にしたい場合は、有料掲載への申込が必要です。応募者に自社企業への興味を持ってもらうためには、社員インタビューなど、求人票ページだけでは伝えきれない自社の魅力を伝えることができる自社ホームページや自社採用サイトを作成するといいでしょう。
Indeedに対応した採用サイトをつくるコストを気にされているようであれば、自社サイト採用作成システム「トルー」でリーズナブルに御社の採用サイトを作成することをおすすめします。
Indeedを活用しさらに効果をあげる方法
Indeedをせっかくやるのであれば、自社のホームページや採用サイトの採用情報のページを分析改善して、より良い内容にしていきましょう。
無料の直接投稿型を利用している場合でも、求人原稿の見直しをすることで効果改善が期待できるのです。
ここからは、データを集計したり分析することが苦手な方でも、Indeedの機能を使い簡単なホームページの効果改善ができる方法を紹介します。
Indeedの求人アナリティクスを効果的に使おう
Indeedの求人アナリティクスでは登録している求人の中でどの職種が1番クリックされているかという職種ランキング、勤務地、検索キーワードなどが確認できます。
データを集計したり分析したりする必要はなく、一目でわかりやすい状態で表示してくれる大変便利な機能なのです。
この求人アナリティクスの情報を使うと、下記の2点の施策が簡単にできます。
ランクインしているキーワードは、非常に検索されやすいキーワードのため、 バランス良く求人原稿内に入れてあげることで、さらに検索される可能性、露出度があがる可能性があります。
また、新しいユーザーに自社求人情報を見せることができるため、興味を持ってもらいやすくなる効果が期待できるでしょう。
・別の職種の導線を職種名ランキングの上位にある求人情報に追加する
ランキング上位の求人情報ページの下に、「自社で募集している他の職種の求人情報導線」をつけてみるのも有効的です。
Indeedで応募を集めるには上位での表示が必要になります。
そのためにはIndeedのアルゴリズムをきちんと理解しておくこと、その上でIndeedが求める求人情報を作ることが大変重要です。
上位表示させながら、原稿を磨き応募される広告として魅力的に作り上げてけば、効果が得られるでしょう。
トルーを使えば、自動で求人情報がIndeedをはじめとする求人検索エンジンに掲載できるだけでなく、掲載後の分析や改善も行うことができます。
現在採用専用HPがない企業でもイチから採用サイトを制作することができ、 既に採用サイト持っている企業でも「プラグイン」という機能を使えば、既存の採用情報ページが自動でIndeedに掲載されるようにカスタマイズすることも可能です。
Indeed広告の運用代行とセットで利用することももちろん可能ですので、気になる方はお問合せか資料をダウンロードください!