リクルーティングコラム

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【事例あり】Indeed|宿泊業の求人動向と採用効果を上げる方法

新型コロナウイルス感染症が流行してから低迷していた宿泊業界は、感染症が収束するにつれて、全国旅行支援による旅行やインバウンドが増えてきました。

この記事では、近年の宿泊業界の動向やIndeedを使用した人手不足の効果的な解消法について解説します。

目次[非表示]

  1. 1.近年の宿泊業の動向
    1. 1.1.近年の宿泊者数と従業員数
    2. 1.2.アフターコロナの求人倍率
    3. 1.3.求められる人手不足対策
  2. 2.宿泊業とは?平均年収と労働時間
    1. 2.1.宿泊業とは
    2. 2.2.平均年収と労働時間
  3. 3.≪Indeed掲載≫トルー活用事例
    1. 3.1.求める人材の獲得がうまくいかないという課題があった
    2. 3.2.Indeedに求人掲載後すぐに応募が!求める人材からの応募も増加
  4. 4.宿泊業の採用を成功させるIndeed活用術
    1. 4.1.Indeedを活用するメリット
      1. 4.1.1.キャンペーンを活用する
    2. 4.2.求人票の作成ポイント
      1. 4.2.1.宿泊業界で人気のキーワードを盛り込む
      2. 4.2.2.研修・待遇・キャリアアップなど働くメリットをアピールする
    3. 4.3.自社採用サイトを連携させる
      1. 4.3.1.Indeedにクローリング申請をする
      2. 4.3.2.採用管理システムの利用
  5. 5.まとめ





近年の宿泊業の動向

Indeed 宿泊業の画像

ここからは近年の宿泊業界の求人市場は、どのような傾向にあるのかをみていきましょう。

近年の宿泊者数と従業員数

Indeed 宿泊業の画像

新型コロナウイルス感染症が流行し始めた2020年は宿泊者数が一気に減りました。

特にインバウンドによる宿泊者数が激減したものの、2022年になると宿泊者数・インバウンド宿泊者数ともに上昇しています。

引用:観光庁「延べ宿泊者数前年比の推移」

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引用:観光庁「年別・延べ宿泊者数推移(H30~R4)」

宿泊者数の減少にともなって従業員数も減少しましたが、現在は徐々に回復傾向にあることがわかりました。

引用:日本総研「宿泊業・飲食サービス業の就業者数」

アフターコロナの求人倍率

求人倍率も一時は減少しましたが、現在は徐々に回復の兆しを見せています。

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引用:厚生労働省「求人、求職及び求人倍率の推移」

厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和5年1月分)について」によると、宿泊・飲食サービス業の令和5年1月有効求人倍率も、回復傾向にあることがわかりました。

求められる人手不足対策

宿泊業界がなぜ人手不足になってしまうのか、宿泊業が抱える問題の一例をみていきましょう。

《高い離職率》
厚生労働省「令和3年雇用動向調査結果の概要 産業別の入職と離職」によると、2021年(令和3年)の宿泊業・飲食サービス業の離職者数は、他の業界と比べて最も多くなっています

《低賃金》
宿泊業・飲食サービス業の2021年(令和3年)のすべての年代を合計したときの平均賃金は、全業種で最低になっています。

Indeed 宿泊業の画像

引用:厚生労働省「産業、性、年齢階級別賃金及び対前年増減率」

《不規則な労働環境》
宿泊施設はシフト制の働き方が多いため、勤務時間も日によって変わる場合があるでしょう。 下記は宿泊業界の人手不足を解決するための対策の一例になります

《採用と教育》
新人採用と並行して教育を強化することで、自社に合った長期間働ける社員の育成が可能です。

《労働環境の改善》
無理のない勤務時間・人数でのシフト作成を心掛け、給与や福利厚生の見直しも適宜行いましょう。

《デジタルツールの導入(DX化)》
備品発注やチェックアウトなどをDX化すれば従業員の負担も減り、人的ミスの減少効果も期待できます。

宿泊業とは?平均年収と労働時間

indeed 宿泊業の画像

ここからは宿泊業とは何か、具体的にどのような仕事があるのかについて説明しましょう。

宿泊業とは

宿泊業には旅館・ホテル・民泊などの種類があり、その中でもさらにビジネスホテル・シティホテル・リゾートホテルなどの種類があります。

旅館業法概要」によると、旅館は和室が中心、ホテルは洋室が中心なのが特徴です。

民泊は旅館やホテルと異なり「住宅宿泊事業法」が適用されます。

民泊は一般の方が戸建住宅やマンションの空き部屋などを宿泊場所として貸し出すのが特徴です。

以下は、宿泊業の職種や業務内容の一例となります。

・フロント
宿泊客の受付や予約の管理、電話対応などを行う

・ハウスキーピング
客室清掃や備品のセッティングを行う

・支配人
宿泊施設の責任者、従業員やホテル全体のマネジメントを行う

平均年収と労働時間

求められる人手不足対策」でも挙げたように、2021年(令和3年)の宿泊業の平均年収は全業種で最低でした。

具体的なホテル・旅館別の平均年収・時給は以下の通りです。

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引用:求人ボックス給料ナビ「ホテルスタッフの仕事の年収・時給・給料

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引用:求人ボックス給料ナビ「旅館の仕事の年収・時給・給料

宿泊業は24時間・365日稼働しているため、深夜労働もあったり、有給休暇が消化しにくかったりすることから、決して好条件とはいえません。

≪Indeed掲載≫トルー活用事例

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東京から近い常陸の保養地である茨城県大洗海岸で小規模高級旅館・里海邸 金波楼本邸を運営する、「有限会社金波楼」。

Indeed導入後、抱えていた課題を解決し採用成功しました。

ここでは、どのような課題を抱えていて、Indeed導入後どのような変化があったのかを紹介します。

求める人材の獲得がうまくいかないという課題があった

これまでは当館で働くスタッフの紹介による新規採用が多く、必要に応じて新聞折込広告やハローワークを中心に採用を行っていました。

当館の離職率は3年で5%ほどだったものの、近年では紹介や求人応募数が少なくなったり、年齢的に辞職する方が増えたりして、募集が必要に。

他社の求人サイトを利用し始めたものの、当館のビジョンや魅力をうまく伝えられていないためか、理念に共感し志をともにできるような、当館が求める人材の獲得がうまくいかないのが課題でした。

Indeedに求人掲載後すぐに応募が!求める人材からの応募も増加

求人サイトや新聞折込広告では書ききれない当館の理念や価値観を、トルーでは写真や文章を通して丁寧に表現できるのが魅力です。

これにより、当館とマッチングした人材からの応募が以前より増え、求める人材像に近い方の採用に成功できたことが大きいと思います。

トルーではビジョンや価値観、当館のスタッフが働く雰囲気や多様な働き方ができることを写真や文章で伝えられ、求職者の共感を生む採用サイトが作れるのもメリットです。

サイト内の軽微な変更も簡単にでき、Indeedに求人票を掲載するとすぐに応募がありますので、確かな手応えを感じています。

※詳しくはこちら→【トルーならではの「丁寧な表現」でマッチする人材からの応募が増加!】




宿泊業の採用を成功させるIndeed活用術

indeed 宿泊業の画像

ここからはIndeedを使ってどのように採用活動を成功させるのか、具体的にみていきましょう。

Indeedを活用するメリット

Indeedは世界最大の求人検索エンジンのため、多くの求職者の目に留まりやすく、効率の良い採用活動が期待できます。

Indeedは無料掲載・有料掲載の選択ができ、費用管理もしやすく、コストも抑えながら求人を掲載できるのが特徴です。

ここからは効果を上げるための具体例を、ひとつ挙げて説明します。

キャンペーンを活用する

キャンペーンとは複数求人掲載を行っているものを、別々にグループ化したものです。

キャンペーンを作成することで、事務職と営業職に分けた予算の設定ができます。

予算・運用管理のしやすさが特徴で、求職者への効果的なアプローチが期待でき、採用活動成功の近道になるでしょう。

求人票の作成ポイント

ここからは採用活動を成功させるための、求人票の作成ポイントを2つ紹介します。

宿泊業界で人気のキーワードを盛り込む

Indeed検索の「キーワード」には「職種・キーワード・会社名」が含まれるため「キーワード」が求職票に入っていない場合、検索されても求人票は表示されません。

宿泊業界で人気のキーワードを求人票に盛り込むことで応募率を高め、低コストでスピーディーに人材を確保できるでしょう。

研修・待遇・キャリアアップなど働くメリットをアピールする

宿泊業界の研修の一例としてマナー、身だしなみ、語学研修などがあるため、研修で得た能力が日常生活や他業界でも通用するのはメリットといえます。

寮完備・宿泊施設の社員割引などの待遇面でのアピールも効果的です。

また入社後に「正社員登用制度」や「一般従業員から副支配人、支配人」などのキャリアアップが可能な場合、求人票に記載しましょう。

メリットをアピールすることで、応募数も増え、求職者は入社後のイメージも湧きやすくなり、自社の求める人材との乖離も減らす効果が期待できます。

自社採用サイトを連携させる

自社採用サイトとは「自社の採用情報に特化したサイト」で、ターゲットは求職者、自由に自社の魅力を伝えられるのが特徴です。

ここからは、自社採用サイトをIndeedと連携させるための方法を2つ挙げて説明します。

Indeedにクローリング申請をする

クローリングとはクローラーというロボットがインターネット上の各サイトを巡回し、情報を収集するシステムです。

申請することで早期にクローリングしてもらい、Indeedと自社採用サイトを連携させましょう。

自社採用サイトとIndeedを連携することによりIndeedに求人情報が掲載され、より多くの求職者の目に留まりやすくなる効果が期待できます。

Indeed経由で自社採用サイトへ誘導することで、入社前後のイメージのギャップや、自社の求める人材と新入社員のミスマッチを減らすことができれば、採用活動を成功させることもできるでしょう。

採用管理システムの利用

採用管理システムとは、求職者の応募から採用まで一元管理できるシステムです。

自社採用サイトを作成する場合はIndeedの条件を満たす必要がありますが、採用管理システムを使用することで、Indeedに連携可能な状態の自社採用サイトを作成できるうえ、Indeedとのスムーズな連携が行えます。

※Indeed活用術ついてはこちらもおすすめ→【【必見】Indeedの使い方とは?掲載法からトラブル対処法まで

まとめ

indeed 宿泊業の画像

近年の宿泊業の動向や、採用活動を成功させるIndeedの使用方法について説明しました。

人材不足解消のためには、働きやすい環境づくりや教育に加え、新たな人材の確保も必要です。

この記事で解説したIndeedを有効活用し、採用活動をより良いものにしていきましょう。

それでもIndeed(インディード)の有効活用が難しいと思われる場合は、Indeedと連携している採用管理システムを利用したり、Indeedに精通した代理店にお願いしたりすることも視野に入れると良いでしょう。

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自社採用サイトを効果的に使うことで、自社の認知度アップや応募数のアップが見込める点がメリットです。



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