げんきワークとは?特徴と類似サービスとの違いを紹介
なかなか求職者からの応募がなかったり求人掲載の費用がかさんだりしている、といった理由で採用が進まず、困っている企業や自治体の採用担当者の方もいるのではないでしょうか。
「げんきワーク」は、完全無料で応募者と直接連絡が取れ、求人の掲載、公開から採用までを実現できる求人媒体です。
この記事では「げんきワーク」の使い方、機能から特徴まで詳しく説明します。
「げんきワーク」と類似サービスとの比較についても紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。
げんきワークが提供するサービスと使用できる機能
「げんきワーク」は掲載から採用まで一切費用のかからない完全無料でできる求人サイトで、2023年1月時点で利用企業数が2万社を突破しており、求人掲載をする企業・官公庁が増加中です。
ここでは、「げんきワーク」のサービスから機能について解説します。
げんきワークが提供するサービス
「げんきワーク」では、求人の掲載、公開から採用まですべてを無料で行うことができます。
求人の掲載では求人票だけでなく、働く社員の声や給与・福利厚生など、求職者が応募するに当たって欲しい情報を掲載することも可能です。
また、企業の採用担当の方で、自社の専用の採用サイトがなかったり、リソース不足や費用面で作成できず困っている方も少なくないでしょう。
「げんきワーク」は企業や求人に関する情報を詳しく掲載できるだけでなく、求職者と直接連絡を取り選考に関するやりとりをスムーズに行えることから、自社の採用サイトの制作でコスト面やリソース不足で悩んでいる企業にもピッタリのサービスです。
無料で求人を掲載し、求職者との選考までつなげたいと考えている企業の採用担当者の方におすすめのサービスだといえるでしょう。
げんきワークで使用できる機能
「げんきワーク」では、以下のような求人の掲載に必要な機能が利用できます。
・写真の掲載
・求人票の管理
・働く社員・スタッフの声の掲載
・1日の仕事の流れの掲載
・企業紹介の動画のURLの添付
掲載している求人票の再編集や削除を自由に行うことができるほか、社員や企業イメージなどの画像や企業紹介の動画のURLを掲載することも可能です。
画像が伝える情報量は文章の7倍、動画に関しては5000倍と言われていることから、文章だけでなく画像や動画も活用することで、求職者に自社の魅力や働くイメージをより具体的に伝えることができるでしょう。
「げんきワーク」は完全無料で利用できるうえに、「げんきワーク」を活用することで、自社の採用サイトに掲載すべき必要な機能がそろっているため、採用にかかる費用の節約もできる点が魅力です。
げんきワークの3つの特徴
2023年1月時点で利用企業数が2.6万社を突破している「げんきワーク」ですが、なぜ求人を掲載する企業・観光庁が増加しているのでしょうか。
ここでは、「げんきワーク」が選ばれる主な特徴について3つみていきましょう。
登録・掲載料が無料である
求人サイトのなかには求人の掲載費用が無料のものもありますが、無料の場合は利用できる機能が制限されていたり、有料プランがあったりするか、求職者の応募から採用に至った場合に費用が発生する成果報酬型の求人サイトがほとんどでしょう。
しかし「げんきワーク」では求人の掲載から公開はもちろん、採用に至った場合にも費用の発生はなく、有料プランもないため、「げんきワーク」は文字通り”完全無料”のサービスなのです。
採用予算が少なかったり、採用活動にかかる費用を抑えるために求人を掲載するサイトの見直しをしている企業の採用担当者の方には、「げんきワーク」がおすすめのサービスといえます。
スカウト機能がある
スカウト機能とは、企業側からサービスに登録している求職者に対して直接スカウトメールを送信できるサービスで、スカウトメールを送信できる対象者は一般的に、スカウトを受け取ることに同意しているすべての求職者になります。
登録している求職者からの応募を待つのではなく、求職者のプロフィールを確認し企業側からアプローチできる「スカウト機能」を活用することで、自社が求めるスキルや経験を持った求職者の採用が期待できるでしょう。
無料で利用できる「げんきワーク」のスカウト機能を活用すれば、「げんきワーク」上でプロフィール情報を公開している求職者に対して効果的にアプローチをかけることが可能です。
ただし「げんきワーク」のスカウト機能は、1か月間にスカウトが可能なのは5件までという制限や満たしておくべき条件があるため、注意する必要があります。
・「げんきワーク」に求人の情報を登録しており、掲載済みであること
・求人掲載において「写真」と「先輩スタッフの一日の仕事の流れ」の両方が登録されていること
・掲載している文章の文字数や画像といった求人の情報量が大体1,000文字以上と十分であること
詳しくは「げんきワーク」のスカウトページを参照してください。
自社が求めるスキルや経験を持った求職者を採用するためにも、利用できる条件を満たしたうえで、スカウト機能を活用し求職者に直接アプローチを行いましょう。
全国掲載が可能である
「げんきワーク」では全国掲載が可能で、現在、全国47都道府県の企業・官公庁の求人が掲載されています。
ただし人口の集中している首都圏や、大都市圏の求人数が多い傾向です。
「げんきワーク」はサービスの利用が完全に無料であり、今後も掲載する企業や官公庁が増えてくることが予想されるため、首都圏や大都市圏、地方に関わらず、地元の地域の求人を掲載する際にもおすすめできるサービスといえます。
げんきワークと類似サービスとの違い
求人掲載サイトは多数存在あるため、「げんきワーク以外にも同じようなサービスがあるけれど、どう違うの?」と考える方もいるでしょう。
ここでは「げんきワーク」以外の、代表的な求人掲載サイトを5つ紹介します。
Indeed
Indeedは世界の求職者の75%が利用しているともいわれており、世界で毎月2億5000万人以上の求職者が利用している求人専門の検索エンジンです。
Web上に公開されたありとあらゆる求人情報を自動で集めており、一括で検索できるため、求職者に対して多くの求人を提示できます。
Indeedでの求人掲載プランは、「無料掲載」と「有料掲載」の2種類です。
応募数や掲載数の制限がなく求人の掲載が可能です。
無料掲載で求人募集するためには、Indeedのフォーマットに直接入力する方法と、Webサイト上にある求人情報を収集するクローリングというプログラムを利用することで、Indeed上に採用サイトを掲載する方法の2つの方法から選びます。
ただしクローリングを利用してIndeedに求人を掲載する場合には、プログラムに関する知識が必要なため、自社でIndeedのクローリングの設定ができる人材がいるかどうか確認することが必要です。
「クリック課金制」で費用が発生する形式で、掲載している求人広告がクリックされるごとに料金が発生する仕組みとなっており、その際の1クリックあたりの価格であるクリック単価は入札制となっています。
クリック単価は、求人を掲載する業界や職種によって異なる仕組みです。
げんきワークとIndeedの違いは、有料掲載にしないと場合によってはなかなか応募につながりにくい点と、企業側から直接求職者にアプローチできるスカウト機能がない点でしょう。
※詳しくはこちら→
【Indeed掲載方法と注意点|応募が増える効果的な求人とは】
スタンバイ
スタンバイは2015年にリリースされたサービスで、900万件以上の求人情報を集約している求人に特化した求人検索エンジンです。
スタンバイでは希望の勤務地や職種を入力し検索することで、Web上で公開されているあらゆる求人情報を一括で確認することが可能になります。
スタンバイでの求人掲載プランは「無料掲載」と「有料掲載」の2つです。
企業の採用ページや求人サイトなどに求人を掲載していればスタンバイに無料で掲載可能です。
Indeed同様に「クリック課金制」で、掲載している求人広告がクリックされるごとに料金が発生します。
スタンバイは「Yahoo! しごと検索」とも連動しているため、スタンバイの「有料掲載」を利用すれば「Yahoo! しごと検索」の有料枠にも求人の掲載が可能です。
げんきワークは求人サイトで、スタンバイはあくまで求人検索エンジンという違いがあります。
げんきワークとスタンバイの違いは、スタンバイを利用するためには求人サイトに求人を掲載する必要がある点や、スタンバイにはスカウト機能がないため、企業側から求職者に直接アプローチできない点です。
※詳しくはこちら→
【求人検索エンジン「スタンバイ」の仕組みと5つのメリット・デメリット】
Wantedly
Wantedlyは20代や30代の若い層のユーザーが多い、企業の魅力や情報を発信できるSNSのような求人サービスのため、若手の採用に困っている企業の採用担当者の方にはおすすめといえるでしょう。
求職者の企業への共感性に焦点を置いているのが特徴で、求人情報のほか、企業独自のストーリーを掲載できることから採用の広報ツールとして活用でき、企業の理念や社風など給与や待遇以外の条件も記載できます。
新卒、中途からインターンまで、職種・応募数が無制限に掲載可能で、採用したい候補者に直接アプローチできる「ダイレクトスカウト」の機能も利用が可能です。
無料でも利用でき、また3つの有料プラン「ライトプラン」、「スタンダードプラン」と「プレミアムプラン」を最低で月額3.5万円から利用できます。
「ライトプラン」では「ダイレクトスカウト」はできませんが、「スタンダードプラン」と「プレミアムプラン」では求職者の直接スカウトが可能です。
げんきワークとWantedlyの主な違いは利用料金で、げんきワークは掲載から公開、スカウト機能の利用まで無料で使用できる一方、Wantedlyではスカウト機能のあるプランを利用するためには月ごとに利用料金が発生します。
ジモティー
2011年に始まったジモティーは、不用となった物を個人間での譲渡や売買ができるほか、正社員やアルバイトの求人についても無料で掲載できるサービスです。
ジモティーで掲載されている求人数は多く、正社員で約36万件、アルバイトで約120万件あります。
求人の掲載から公開まで無料で行うことができ、ジモティーに情報登録・本人認証することで求人を掲載することが可能です。
ジモティーでは以下の3つプランで有料掲載もできます。
・PR枠
PRとして、検索した上の部分に優先して掲載する求人を表示することが可能です。
・リフレッシュ機能
通常掲載後に日数が経つにつれて投稿の掲載の位置が下位に下がっていきますが、「リフレッシュ機能」では投稿が自動で新着投稿として更新され、最新のリストとして表示させることができます。
・ハイライト機能
掲載している求人を目立たせることができる機能で、リストの背景を黄色で表示させることが可能です。
ジモティーにはスカウト機能がないため、げんきワークのように企業側から求職者にアプローチすることができません。
ジモティーを活用してなかなか採用の成果が出ない場合には、有料の掲載も検討する必要があるでしょう。
ハローワークインターネットサービス
ハローワークは全国に550以上あるハローワークや付属施設を含めて、集めた求人情報を求職者に紹介する、政府が運用しているサービスです。
オンラインからでも無料で求人を掲載でき、全国に展開しているため、地域に密着した求人の掲載ができることから、地方での採用やUターン転職での採用に強いのが特徴です。
ハローワークへの求人掲載には、以下の流れでの手続きが必要になります。
・事業所住所を管轄するハローワークへ行く
・事業所登録をする
・求人申込書に記入
・求人申込書をハローワークへ提出
・求人票の受け取る
げんきワークはオンライン上で企業登録をするだけですぐに求人を掲載することができますが、ハローワークでは上記のように手続きが必要になるほか、求職者をスカウトすることはできません。
まとめ
「げんきワーク」は求人の掲載から公開、採用まで完全無料で利用できるサービスです。
完全無料で利用できる上に、雇用条件から画像の挿入、スタッフの声など自社の専用の採用サイトと遜色のない求人掲載ができるため、採用費用を抑えたい企業の採用担当者の方にはおすすめのサービスといえます。
この記事で紹介した、他の類似サービスと「げんきワーク」を比較して、自社の採用活動に役立てましょう。
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